化け地蔵は生きていた
新型インフルエンザ発生で休校中の麻実と貝人は家からも出られずリズムを崩していた、お使いを頼んだら二人とも出られる喜びをもろに出していたので山に連れ出すことに決めた。
マサもクルもいけないけど今しかないと日光の鳴虫山を登ってきた。
少6で長距離やサッカーをしているチビの貝人は走り回っている、足など全然疲れないという、剣道部から家庭課部になり最近丸みを帯びてきたあさちゃんは下る時に時々ある登りに「もうやだ」と連発、実は俺もきつかった、50才を実感、山全体が鹿沼土なので柔らかくダメージは小さい、山を下ると華厳の滝から落ちた清流が怒涛のごとく岩を削っている含満ヶ淵、その流れの音が真言に聞こえると川沿いの道は修験者の寺であり百体位の石仏が真新しい毛糸の赤い帽子とよだれかけ?をし、それぞれに違った顔と苔の模様が妙になまなましく、こころねを正しなさいと響いてくる、アミニュズムと仏教の融合、日本のこころの形のいったんを見たようでけっこう感動した。
晴れた日に畑から遠くに見える日光連山のパノラマを間近に見、今後風景に親しみを増すだろう、男体山、女峰山。