▼ブログ帰農人

知る人ぞ知る真澄屋のあちが綴る週間コラムです。「街を耕す八百屋:真澄屋」と、無農薬農園「真澄農園」を経営。子供は6人。


▼流山百姓日記

流山百姓日記

ふるさと文庫

吉田 篤(著)崙書房

¥1,260(税込)

◆生まれ育った千葉県流山。かつては江戸川沿いに稲田が広がる農村だった。「農に帰る」の思いから百姓生活を始めて10年。過酷だが豊かな農生活、そして家族、友人達、近隣の人々との四季折々の日常。無農薬八百屋「真澄屋」でお客様に配布しているニュースに掲載した、「帰農人」の2001年から2005年分を収録。

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▼ブログ帰農人の記事

■ 2016年07月09日

日本ミツバチの来襲 OK

ラスタミュージシャンのカントから「ミツバチの箱の置き場所を確保できないか」との相談のTEL、「あてがあるからともかく来て」との数日後、蜂が増えすぎて困っているとの友達を連れてやってきた。友の車がついた時、運転席のメーターボックスの上から白い紙が強い風で外にばらまかれた、しめ縄の下にはさむ雷の意味をなすおられた紙、彼は神主だった。挨拶を交わすと、蜂蜜の小瓶をいただいた、そこには「日本蜂蜜」とのラベルがあった、西洋ミツバチに比べ飼いにくく蜜の収量も少ない、でも我が農園でも以前から試みている。蜂捕まえられるという蜂箱を15万円で買い求めたが、もう6,7年全くダメ、蜂蜜を販売し「あちみつ」との商標を考えていたが、毎年失敗、何とかできないかいつも考えていた。蜂は受粉の最高のサポーター、畑にいっぱいいたら果菜(実としてなるトマト、キュウリ、ナスなど)や果実の栽培はとても楽になる。地域全体の生態系にも良き効果をもたらすだろう。神主さん頼むよ。  目の前のNPO「もったいない農園」でもピザ釜の制作が始まった。懐かしい友の伊勢さんが来てたので、どうしたのと聞くと「友達がピザ窯を作り出したので見に来た」とのこと、なんかだんだん面白いことが集まってきた。縁は縁を呼び、夢は夢をはぐくむ、懐かしい人たちと再び共に動けることはとても嬉しい。一日一日を大切に送れば縁は自然にやってくる、毎日に感謝だ。大変な辛いことも日々起こるが、その導きにも感謝を、大変だけど。



■ 2016年07月04日

生き物たちのへの殺略 みんなIS

10日ほど前に店の近くの電気屋さんのOさんがヒナの入ったツバメの巣を見上げていた。「カラスが狙ってるんだよ、去年もやられた」と困っていた。「案山子がけっこう効くよ」とアドバイス。昨日通りかかったらまた見上げていた。「やられたよ、どうしようもねーなぁ」と無念の表情、誰か、いい方法があったら教えてください。ともかくツバメは急速に減っているのが解る。ツバメだけではない全部だ。現在殺虫剤の成分として「ネオニコチノイド系農薬」が良く効くので広く使われている。ミツバチを減少させるとしてEUでは禁止されている、日本でも田んぼのそばでの養蜂を注意喚起している使用の制限はない。毒性調査でミジンコが半分生き残ったら審査は通る。でも試験で使われるミジンコは「西洋ミジンコ」、日本のミジンコより毒性に80倍強い、つまり日本の田んぼではミジンコ全滅作戦続行中なのだ、ミジンコはカエルや魚の餌となる一番大事な生き物だ、それでは全ての生き物が減るのは当たり前、誰かしっかりと研究して大声あげてる人いないのかなぁ?
 昨日の猛暑はさすがにこたえた、柏の葉公園のフリマでも販売を終え運転してる時に右足がツリ困った、夜寝てしばらくするとまた足がつった、呼吸もおかしい、軽い熱中症だなと、外に出て夜風に当たったり、水をたっぷり飲んで体調の回復を見守った、良くなったが今度は眠れない、薄いドブロクのお湯割りを飲み、3時ごろ眠れたよ。



■ 2016年06月25日

それでいいのだ、賛成の反対

 EUへの難民問題にロシアは微笑んでた。ISを潰すとの名目で空爆などを続け、せっかくの停戦協議は宙に浮いた。もしもこの停戦協議が進んでいたら、英国のEU離脱は無かったかもしれない。1980年のソ連のアフガン侵攻から始まった中東滅茶苦茶時代、そしてまた内戦に見せクリミアを奪ったことに世界は「これはだめだ」と許さず経済封鎖を続けている。しれでもめげないロシアって何?とロシアのテレビ放送をなるべく見ていた。数日前、ナチスがロシアに攻め込んだ日にロシア各地で亡くなった人たちへの黙とう集会がおこなわれていた。びっくりしたのはロシアが第2次世界大戦大戦で2700万人が死亡したという事、ロシアは世界で最大の土地を有しながら、人口1億3千万人、大戦中もそんなもん、ほぼ20%が死んだのだ、日本は300万人(軍人200、市民100)3%だ。日本国内でも戦時中は苦しい生活を強いられた様子はもう知りたくないほどひどい、でもロシアではその時10倍ほど悲惨だったのではないか、ロシアで強制労働させられた人たち悲惨さに、なぜそこまでやるのかと、どこかでロシア人が嫌いだった、でも日本の10倍の戦死者を出した悲しみ憎しみなどを考えるとシベリアの悲劇を仕方ないかと考えなおした、  どこの国も50年前、100年前の歴史が世界を動かす。希望、夢が日々潰されていく日々だ。落ち込まないで、オラたちは一日一日をしっっかり大切に生きていくしかない、それが世界を動かす。



■ 2016年06月17日

世界中 毎日 選択の日々

この梅雨は雲が薄い、この時期ならば大丈夫だろうと定植した苗類が枯れて欠損が多い、雑草対策にビニールマルチを多用するが、一般的に販売されている黒いマルチは熱を吸収し根を痛めてしまう。白や銀のマルチを使いたいのだが、注文でロットがあり、色んな間隔で穴の開いている種類も少ない、少量多品目の我が農園では取り寄せが難しい、でもその課題をクリアせねば、次なる有機農園の拡大に貢献できない、黒マルチの上にほんのちょっとワラを敷けばいいのであるが、中々その余裕がないのが現状。
 いっぱい失敗もあるが、年々良い出来の作物が増え、出荷量が増えている、良くできてありがたいが、販売活動も頑張らんといけないが、仕事量もピークを迎える中、身体が追いつかない、本当は前もって販促作業をしておけばいいのだが、全滅などの大失敗も良くある中、自信をもって計画を立てられないのが有機だ。各家庭に直接届けるパック野菜形式は「ごめんね、でもこれあります」で何とかしのげるが、販売店舗、レストランや給食施設なでへの流通はせめて70%の安定度で供給したい、またそれが出来なければ有機の世界は広がらんだろう。
 農山魚業の復活、有機の推進などがでっかく選挙公約に出す人が増えればいな。
 来週行われるイギリスのEU離脱残留の国民投票がある。是非EUの一員を選択してほしい。離脱が決まれば世界の極右保守勢力は新たなISを生み出すだろう。



■ 2016年06月10日

窃盗団の成長、嫌だな

いつも一人ぼっちで、つんと孤高にたたずむアオサギが常に2,3羽で田んぼで見かける。お見合い期間かな、そのうち優雅なウエディング飛行が見られるね。
 田んぼの畦草大体1月に一度刈る。伸びた草には水管理の時朝露でズボンが濡らされ、水漏れ場所も特定しにくくなるし害虫も増える。草刈り機できれいにするのが基本だが、走行式畦草刈り機がだいぶ普及し1反30分程度の作業が15分位でこなせるようになった。最初にもらった小型機はちょと大きな草でエンジンが止まったが、その後3万で勝った大型機は大きな笹などもバリバリと刈り取ってくれてありがたい、でもぬかるんだ所や傾斜のきつい所では扱いにくい、最新の物はキャタピラー式だ。いつか手にいれたい。
 最近農機具が良く盗まれる。ハウスのカギ切断され
収穫時にコンテナを乗せる「ゴロゴロ」や電気コード、買い物籠や、苗箱洗い機にコンテナなどが無くなった。大物は無事だったのでほっとしたがそれでも被害額は5万を超える、組織的な中国窃盗団ではなく近隣地域の農家の仕業の匂いがする、それがとても嫌だ。以前お世話になったけどたちの悪い爺さんがいて、「こんなもの盗まれちゃたよ」と話すと「百姓は隙だらけだ、お前もどんどん盗っていけば」と勧められた。イッシーは「ゴキブリジジイ」と毛嫌いしてた。その後その爺さんは部落の寄合で飲んだ帰りに自動車に轢かれ他界した。嬉しかった、今でも?



■ 2016年06月05日

子ヤギ売ります№2

子ヤギがだいぶ大きくなって、もうしっかり草も食べる、そろそろ売り時、1匹、1万5千円で販売します。3匹いるよ。人慣れしてるよ、人気者。
 EU内では政策統合への反発や移民増などに反対する極右政党がどの国でも大きくなっている。オーストリアで先日あった大統領選では極右と緑の党が争い緑の党の大統領が選ばれた、極端だね。 シリアでは一時停戦が決まり4年ぶりの平穏な時をを迎えたが、もうおしまい、ISとは無関係の反政府軍地帯に一日百回も空爆が続く、ロシア軍も遠慮なしにやっている、ロシアと米国、EUとの溝は深まるばかりだ、このままだと各地で代理戦争が勃発しそうロシアと中国、ここが変革しないと世界に未来はない。困ったもんだ。
 東葛病院関係のグループから畑を借りたいとの相談があり、15人くらいで見学に来た、皆真面目な人ばかりで福祉関係の人が多い、この人たちならば周りの人たちとも上手く付き合えそうだ。その畑とは別に内の農園に定期的に手伝いに来たいとの話が出た、様々な生活困窮者たちの社会復帰の活動に組み入れたいとのこと、いいんではないか、またどんな輪が広がるか楽しみだが落ち着かない、しょうがないか。またこのグループ共産党関係だと思っていたら生活クラブともつながっている、そんなのあり?。彼らいわく両者の接着剤的存在だという、これも面白い、時代なのかな、いい関係が築けるといいね。



■ 2016年05月29日

縁を塗り重ねる喜び

 「明日予定日なの」と16日に、連れ合いのボッチと共に畑まわりを散歩に来たカズちゃん、その後一向にに連絡が来ない、なんかあったのかなぁーと心配しても、焦らせてはいけないので電話もできない中、オラの57の誕生日27日を迎えた、夜、誕生会をしている時に連絡があった。見事に重なってしまった。何とも嬉しいご縁である、3100gの女の子、母子共に元気、もう数時間遅れたら帝王切開だったという。なんとも気持ちの良い誕生日だ。
 スタッフのルミちゃんは自転車のパンクの修理に自転車屋さんに行ったら、特殊なタイヤで高額になるし、米製の車体は設計が滅茶苦茶なクソ自転車だと教わり、買い直すことにしたが、ホームセンターで安い自転車を購入、またもすぐにパンクし先の自転車屋さんに行ったら、様々な部品等の粗悪さを指摘され、ブレーキの効きの悪さなどを考え、その店で新しい物を買い直すことを考えホームセンターに様々な不安箇所を訴え、「お金はいいですから、引き取ってもらえませんか?」の問いに全額返金、その金を握りしめ自転車屋さんに行き新しい物を買った。店長は大喜び、ルミちゃんをパスタのの店に誘ってくれた。ちゃんとひとつひとつ筋を通し、職人世界後押しする大きな軌跡を描いてくれた。この経験は彼女のこれからの人生を大きく左右する一つだと思う。 一日いちにち些細な事を大事に生きていけば、それでいい。  絶滅したと思われたアオダイショウが卵を食って逃げ去った。凄くうれしい。



■ 2016年05月21日

2016 5/21 新兵器「アメンボ号」

新兵器「アメンボ号」
 田植えが終わり10日以上過ぎた田んぼから、第1回目の除草作業が始まる。以前は最初チェーンをぶら下げた3mほどの棒を引っ張って、後は2条の除草機をかけていた。今年は新兵器「アメンボ号」を購入、田植え機の後ろを取り外し除草機を取り付けた。動力回転が無いのでガツガツ草を埋め込む力は無いが、生えたばかりの数センチの草を除草機ではとり切れない株間も埋め込めるような感じだ。まだ1回目の圃場も数枚残し、その10日後の第2回目がまだ始まっていないので、うまくいってるのかは判断できない。田植え後10日の苗はまだしっかり根が活着しておらず、大きな波でも倒れてしまうほど、条間は30㎝、その間を踏みつぶさないように運転するのも大変気を使うが、田の底もでこぼこしてるので微妙な上げ下げの操作が必要だ、上げ過ぎると草は残り、下げ過ぎると土を引き稲を埋め込んでしまう。さらに草や枝が回転軸に挟まってしまったりと、ともかく慎重な捜査が求められる。それでも1反の田んぼを3㎞ほど歩き回るよりはるかに楽だ、今までのバカ力技農法は、老化が進む肉体はもう酷使できないし、若者たちにも無理だろう、様々な試みが日本各地で行われている、それらを色々取り込みながら、「除草剤やめよう」と普通に話せるようになりたいな。田んぼ仕事に真面目な人は「あめんぼ号」で作業してると、必ず見ている、近くによれば話しかけてくる。今年は一つの勝負の年だね、気力が持ちこたえられるか心配、でもでも、、。



■ 2016年05月15日

帰 農 人 2016 5/15 おバカさんたちっていいね

10年休耕した田んぼを始めるとのことで、畦ぬり機を貸した農業少年、うまく使えたのかな?気にかかり電話をしたところ、入院してた爺さんが急変し親父さんとの大仕事はストップとのこと、来年からだなと思っていたら、今日の昼ごろ電話があり、「爺ちゃんが安定したので、畦を塗ってるんですが、うまくできなくて」とのこと、機械操作や田んぼの事が不慣れな父ちゃんはトラクターを深みにはめて動けなくしまった。現場は遠く、てくてくトラクターを30分ほどころがし、引っ張り上げ、今度は俺が畦を塗り直したら、やる気が出たみたいでもう一枚を仕上げたそうだ。「じゃ、水を入れて代かきだね」と聞くと「来年にはしっかり」と親父さんは心配そうにうなだれる、たぶんその後の代かきや田植えに自信がないのだろう、でもやりたくてたまらない少年にせぇつかれ、作業は続くような気がする。苗も含めていつでも手助けできる用意はしておこう。ともかく農場少年の生き生きする顔をすこしでも見続けたい。  そんなバタバタの日、育児休業を2ヶ月とってあかんぼの面倒を見ているレツ君が手伝いにやってきた。理科大の教授をしている嫁さんは現場に復帰し、20代なかばのレツが面倒を見ている。料理も好きでこの最近は「ブリ大根」と「おから料理」にはまっているという。彼の癌治療の新製薬会社では育児休暇は2例目で、丁度初めてとった女性は復帰すると交代でうまくいった、幸せの足し算的、神の祝福を受けてるのだろうね、OK・



■ 2016年05月08日

帰 農 人 2016 5/08 農業中学生あらわる

田植えをしてたら、ずっと見ているボウズの中高生、
「面白いのかい?」、「僕の家は田んぼをやめちゃって、俺大好きで、今すぐにでもやりたいんです」と来た、こりゃおもしれえー、苗を田植え機にセットするたびに、つっこんで話を聞いた、数分×3回、それで決めた、こいつの面倒を見てやりたい、どんなことでも協力したいと。 彼は中3、学校から帰ってきたら野良仕事、最近では里芋、生姜、ナスやさつま芋を植えたそうだ、野良仕事が大好きで、農業高校に進みたい、でも近くの流山高校はだめだ、本格的ではないと、先生が埼玉や茨城の学校を選定してるらしい、機械も大好きだ、トラクターや給水ポンプなど運転でき、様々な機械の中古価格をネットで毎日の様に見ている、農園に案内しても、「あっ、マルチャーがある」「このポンプも使えそう」と詳しい、ちなみに田植え機操作を歩きながらじっと見ていたので、「動かせるか?」「たぶん」と出た。こいつは見て盗めるやつだ、集中して観察し一発で覚える、それができるものは極めて少ない。また共同作業の気配りもできる。次の田んぼに移る時、苗箱に張り付いた根っこを切る鉄製の「さし」を起き忘れたのに気づきバックしたら、彼は自転車の前かごに「さし」を入れ、当たり前の顔をしている、大人だ、立派な百姓だ。その夕方、田んぼの水回りに向かったら、自転車の彼、後ろには父の運転するトラクター、畦ぬり機を連絡なしで借りに来た。わかんないけど素晴らしい、何とかみんなで取り付けた。