▼ブログ帰農人

知る人ぞ知る真澄屋のあちが綴る週間コラムです。「街を耕す八百屋:真澄屋」と、無農薬農園「真澄農園」を経営。子供は6人。


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■ 2011年08月27日

蛾が教えてくれたよ

 牛乳割り焼酎の湯のみに小さな蛾が飛び込んだ、時々ある、窓や戸は全て開け放たれ網戸もないので生き物は自由に入ってくる、一応蚊も死なない除虫菊の蚊取り線香と蚊帳で夏は快適に越すことができる。
コオロギやセミにカブトにカミキリ虫や時にはスズメバチが飛び回る、その時はひたすら伏せて出て行くのを待つ、ここ数年アオダイショウは家に入ってこないが縁の下や周辺で暮らしている、当然蜘蛛の巣も多く、毎日の掃除の時少しずつ吸い込んでいる。
時々繁殖するネズミや米を食い荒らすコクゾウムシたちとの戦いもあるが壊滅的被害にはならない、田畑でもある程度の経験を踏まえれば虫や病気、鳥獣たちからの害も何とか防げる、色々と大変な現実は確かだが何とか先が見えてきたのも確かである。
そんなことを感じたのも焼酎に入った蛾をそんなに汚く思えなく、つまみ出し飲めるようになったからだと思う、この蛾もあの野菜たちを食って育った、野菜も虫もオラたちも全てあの土からできているという思いが蛾の毒さえもそんな違いもないものだとの認識を自分のうちに沸いてきたことがとても嬉しい、ある意味で一つの小さな悟りではとウキウキしている。
でもまだ虫や草の生きている感覚は実感としてつかめていない、でもそれを追い求めることができる百姓の日々は幸せだ。

日時: 15:50 | パーマリンク



■ 2011年08月19日

青森よ核を捨てろ、急いですてろ

 盆前後に北海道のこどもの森から帰ってきた麻実は風邪、貝人はスーパー下痢、気温差で参ったのだ。
それでなくてもこの夏は変化が大きく身体にこたえる、夕べはアイスノンと扇風機でようやく眠れ、今夜は焼酎の梅お湯割りがおいしい、野菜たちにはけっこういいかもしれない、あいつらショックを与えると強くなる、今年の秋冬ものはいいのができる感じがする。
去年の今頃は何をやっても暑さと虫の猛攻撃でため息ばかりだった、それでも葉物はうまくいった、多品種少量栽培はリスク軽減に大いに役に立っている。
これがダメでもあっちがあるさで何とか乗り切れる。
多分一つの正解。

 中3の夏、北海道の蒸気機関車撮影の旅を終えて青函連絡船の中でその夏優勝した銚子商業と作新の江川の試合を見ていた。
雨の中江川の指が滑り押し出しで決まったと記憶している、青森の、八戸の光星学院の優勝を願う。
今度の震災で被害は少ない県だが、六ヶ所村に「核燃料リサイクル施設」という超高濃度の核のゴミ捨て場を抱えている。
普段でもセシウム何万倍も危ない元素がけっこうこ漏れ出している。
俺の認識の中では青森は被爆寸前の危うい地域という暗いイメージ、前は困難さでは薩摩弁と双璧だけど、若いおなごの語り合いはスズメの学校みたいでとても素敵、好きな県だったのに。

日時: 12:06 | パーマリンク



■ 2011年08月14日

福島には洗濯ものがないのかな

 秋田への帰省の途中、仙台空港付近の津波被災地区に足を伸ばした。
延々と広がり続く田畑は塩害で草木は枯れ果て、家や車やハウスの残骸がまだ多く残され、除草剤をぶちまけられた戦火のベトナムの様相を思い浮かべた。
その中で墓だけが何とか形を取り戻していた、盆を控え「墓だけでも」との心が強く動いたのだね、各地での祭りの再開への思いも同じだろう。
海岸沿いには数キロにわたる大ハウス団地まったくぺちゃんこに潰されたまま手付かずで残されていた。
高価なミネラル肥料の新しい空き袋には、潰れかけている農業への復興への願いがあったのだろうか。
人里に近づくと工事や片付けの姿が多く見られる、大都会を間近に控えるこの地区はこれでもかなり復興への条件はいいのだろう。
それより多大な農地や漁村が潰れても輸入物がすぐに大手をふって闊歩し、全国の農漁村がさらに疲弊し貿易関係が太るのが現実、朝4時に家を出たが直前の地震で常磐道が水戸手前から不通になり、東北道も大渋滞、おかげで下道の迂回路をひたすら走るはめに、でも街や農村を通りぬけるのは生活をより身近に感じられそれなりに面白いのだが、どこにも活気がちっとも感じられない、秋田でも景気は最低、トンビは激減、でも土産屋でEMで作った大根の「いぶりがっこ」があきらめねえぞと光っていた。

日時: 16:36 | パーマリンク



■ 2011年08月05日

かぶとが飛び込んできたぞ 夏

 桃太の再手術後、日々良くなり社会復帰もすぐそばまで見えてきて凄く安堵、絶望からの生還だ。
バイクでの事故により足の付け根の動脈が破裂し25センチの人口バイパスを入れた。
そのままでは激しい運動は無理、一生大好きな納豆も食べられなくなるそうだった。
体力と根性だけで勝負してきたやつがその最大の武器が使えない事に本人はさぞやびっくり応えただろう。
身体を余り使わない仕事を頑張って探したがことごとくだめ、再手術の前の夜、さわやかな笑顔で言ってくれたのが嬉しかった。
手術は5時間位かかり、術後かすかな声で「いてーよ」と繰り返しながら片手をベットにひ弱に打ち続けながら泣いていた姿には参った。
何とか痛み止めが効いてきたので畑に戻ったが、気にかかってしょうがない日々が続いたが3.4日もすると日増しに好転し、うまくいけ体力系の仕事もOKだという、起死回生、ありがとうございます。

 明日から甲子園、例年なら雲ひとつない空、風も止まり、ひたすらビールしか頭にない最盛夏の頃、なんで好きこのんでこの頃にやる田んぼの水路さらい、確かに秋の収穫時コンバインが入れるように、盆にはご先祖様が田んぼに安心して遊ばれるように、確かにこの日だ、でも草刈り機やクワを陰一つない炎天下で長時間振り回す作業を淡々とこなす古老たちの本物さに感動するが限界だね、もう何年もつかなぁ?

日時: 15:16 | パーマリンク



■ 2011年08月01日

尚さんの竹教室

ド暑い盛りのカゴ編みと、ヒゴ幅取り器の製作教室のおしらせ。

8月11日(木)~12日(金)の二日間。一日参加もあり。
場所。鴨川のナオ宅。
用意するもの。前掛け、たちばさみ、あるいはニッパー。ペンチではないですよ。竹割り包丁。これらの工具を持ってない人は、ナオが貸す。
ゲストルーム(タダ)に泊まる人は、食事を皆で一緒に作ること。
費用は,
竹ヒゴ用の「幅取り器」を作りたい人は、金具代がいる。いくらかかるかは今は分からない。おそらく1千円以内であろう。

漫然と見学しに来る人もOK。見学もしないで、飲んだくれている人もOK。タダ、自分の飲む量のアコールは持参のこと。

日時: 15:11 | パーマリンク



悲願を抱えお盆に突入

 夏野菜のピークが過ぎスタッフ二人に2ヶ月ぶりの休日を出せた。
放射能騒ぎで一時は売り上げが激減したが色んな仲間の協力で大量の野菜たちをさばくことができた。
放射能測定のカンパまでいただいた、感謝、感謝、気持ちもほっとして8月を迎えることができた。
あとはお盆までに田畑をきれいにし、精霊たちを迎える準備に専念、こうゆう年こそていねいに祭ろう。
わらや腐葉土からセシウム、牛もそうだが東北の有機農業者たちはやりきれないだろう。
しかし意外とセシウムは塩素のようにすぐに他の物質にくっつき離れにくいので意外と根から吸収されない、化成肥料を使わない有機ではなおさら吸収しにくいはず、チェルノブイリでの様々なデータの中に土から野菜への吸収係数がある、この地の土壌は約1000ベクレルだから米や野菜の係数を当てはめると1ベクレルには届かない、測定してもらった値とほぼ一致しているが、係数データ自体が数少なく信頼性に欠ける。
今や日本は大掛かりな実験場、本当の状況が明らかになるのはこれからだ。
秋野菜や米などや田畑の測定をして推移を見守る予定。
日本中の食べ物のほとんどが5ベクレル以下にならなければ心底落ち着かん、悲願だね。
9月には来年度の予算が決まる、原発関係予算を自然エネルギーに、これも長年の悲願。

日時: 14:59 | パーマリンク