▼ブログ帰農人

知る人ぞ知る真澄屋のあちが綴る週間コラムです。「街を耕す八百屋:真澄屋」と、無農薬農園「真澄農園」を経営。子供は6人。


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■ 2011年02月25日

機械もお友達

 堆肥などをすくって軽トラにのせたりするとても便利な機械、ローダーはお年寄りであちこちがたがきてる、新品で買えば二百万はゆうにこえるので、何とか修理を頑張る、なにせ古いので部品もない物が多いし農機具屋もめんどくさがるので、なるべく自分で分解し手見たので機械の構造もだいぶ解る様になった。
オイルや冷却水系統の故障も多いが精密な部分が多く厄介だ、ラジエターも詰まって数年たつ、オーバーヒートしないよう、ちょくちょく水を補給したりして使ってきたが修理に出すことに、夕方にラジエターをもってたら、次の朝には新品同様に生まれ変わっていた。
早いのにびっくり、仕事がないそうだ。
また取り付けて水を入れて始動、順調だ、生まれ変わった、これでお前と気持ちよく働けると思うだけでとても幸せな気持ちがわいてくる。
目に入っただけで力がわいてくる。
この気持ちがうれしい、野菜や土や鎌や長靴、どんなものにも心があるというのが百姓世界の柱骨である。
俺はまだ新入り、この世界を日々験算したところに昔の年寄りたちのほほえみがある。あと20年もしたら少しはできるかなぁー?

日時: 11:41 | パーマリンク



■ 2011年02月20日

100%有機の国、いいかも

 時々ネズミ騒動がおこる。
マサは異常にきらいなので出てくるたびに叫びを上げる。
米や野菜、ニワトリの餌等家周りは餌だらけなので寄り付いてくるのは宿命、色々と食べられるのも困るが一番大変なのはガスコンロの下の配線をかじられることだ。
最近のコンロは安全装置の配線がめちゃくちゃ多く補修は大変、設計上ネズミの害など完全に考えられてない、これではアジアには輸出してもだめだろうとぶつぶつ。
ネズミ捕りで捕獲するのだが、今回のはみなでかかった、天井裏を走る音も猫かと思わせるほどだった。
一応全部捕まえこのところ安心してたら昨日鶏小屋のそばに一匹見つけた、気をつけなきゃ、もうすぐカボチャの種も蒔くけどこれがまたネズミの大好物、カボチャの種は高いのだ。
まあまるっきりネズミが出ないようになったらそれの方が恐いか。

 TPPが騒がれて農業をみんなが考えるのには良い機会だが、一向に具体策が出てこない。
TPPを阻止しても農業はつぶれる、いっそのこと10年先は地獄と決まったほうが真剣に動くのではないのかとも思う。
いっそのこと有機の国を目指しては。

日時: 15:22 | パーマリンク



■ 2011年02月13日

異常気象がくれたごほうび

 今年の田んぼへの堆肥まきは物凄く楽だった。
記録的に雨がなく田んぼが乾き軽トラで中を走れたのだ。
初めてだ。
いつもは袋に堆肥を詰め、トラクターの上に堆肥を乗せるコンパネをくくりつけ1反に500kg位の生ごみ堆肥をまく、なにせ20箇所もあるので袋詰めも散布も重労働で常に簡素化を考えていたが、軽トラでまけるなんて夢のようだ、16年続けてきたごほうびだね。
でもほんの50年前までは下肥を1反に20ガ(1ガは肥桶2杯を天秤棒で運んだ数えで桶1杯は約30kg)1トン以上を肉体だけでまいていたのに比べると自動車もトラクターもある、このぐらいはこなせないとと考えてきたが、60を超えたら無理だしそんな有機農業では広まらない、なんとか工夫を見つけなければ。
ちなみにリヤカーは主に肥桶を運ぶのに使われ、大きさも2ガ積み、4ガ積みとかが単位、昔風に言えば軽トラは4ガ積み自走車だね。
散布後トラクターで起こすのだがこれも、浅く荒く深さも均一に耕すことができた、これでわらと堆肥の混じった土に空気中の菌たちが沢山食いつくのを想像してわくわくしている。
秋が待ちどうしい。

日時: 15:41 | パーマリンク



■ 2011年02月06日

農事気象学会

 旧暦の世界を凄く大切にしなければと、有機農家の面目に関わると、思っていたけど、実際はここ10年の冬が暖かすぎたので旧暦はあまり役には立たないなと、旧暦の正月を、元旦を特に気にしたこともなかった。
韓国と中国にはお年玉の習慣がある、儒教的要素らしい、なんか身近に感じどのような正月を過ごすのだろうと興味を持ち海外ニュースを注意してたら中国の酔っ払い運転の取り締まりの様子が出てきた。
初めて手にした車での帰郷者は多いだろう、まだ取り締まりも徹底されてなく違反者はみな凄い抵抗をしていて応援したくなった。
ともあれ節分の日は急に暖かく「寒」はぴったり明けた。
虫や鳥たち、そして野菜たちは厳冬期を生き延びた喜びに満ちているようだ、表情が変わった。
農家たちが独自に天気を予想する「農事気象学会」の集まりが千葉県旭市あったと農業新聞で知った。
10年前にでき会員70人、入会を考えようかな。
農家は天気予報は注視するが信用はしていない、晴マークが続くがみんなもう雨が来ると感じ、その前の仕事を急いでいる。
苦渋をなめた経験が百姓を動かす原動力だ。
そこに深さがある。

日時: 15:39 | パーマリンク