湿気、高温、明るい梅雨だ
キュウリ作りは下手だ。
元気な姿が続かない、だから予備の為にも何作も作っていた。
特に早だしのハウスの一番はいつもすぐに終わってしまったが、今年はそいつがとても元気だ。
肥料、水やり、通気性、ひざ下までの芽かきですっきり、何より葉かきをしっかりしている、古い葉、病気の葉などはどんどん落とすとタバコモザイク病もウドンコ病も広がらない、9割がた真っ直ぐなキュウリが量も落ちず取れ続けている。
少しだが光明がさした。
まただめかと大きな落胆も日々つきつけられる中、元気を与えてくれる。
「トウモロコシをびしっと実の揃ったやつを採る為には、雄花をしっかり振りかけるのが一番、手でこすりつけたりもしますよ」と受粉のことを教えてくれたのは22才の看護学校の学生で宮崎の女の子Aちゃん。
百姓の心根、技術ともしっかり叩き込まれているこんな若い子は初めてだ。
「幾つかの穂は雨に濡れないように袋をかけておくの、粉だけを袋に採っておく方法もあるは」とガッテン。
「学校では誰とも農業のことなんて話せないの、みんな不幸だと思うわ、田畑はすごーくおもしろのに」だって、イズ、コージはぞっこん。