▼ブログ帰農人
知る人ぞ知る真澄屋のあちが綴る週間コラムです。「街を耕す八百屋:真澄屋」と、無農薬農園「真澄農園」を経営。子供は6人。
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■ 2010年04月30日
ジプシーはいた
寒気団の支配する春はどうやら峠を越えた。
近所の百姓たちは「今年は違うよ」と口をそろえた。
たぶん夏野菜たちは元気を取り戻せることができるだろう、ともかくお日様がほしい。
田植えまであと一週間。
シャケバイだキビ刈りだ、この夏は富士山の頂上小屋でと日本中を旅しながら世界1周の準備金を貯めているトモが旅先での仲間を送り込んでくる。
5月6月と弘前のこうじ27才が働くことになった、ただでもいいということなので、トモの家の空き部屋を賃貸ししてもらい朝と昼の飯、食材とおこづかいで馬車馬のように働いてもらう予定、元整体師だったそうで羅臼の宿舎ではみんなからお礼のビールが絶えなかったという。
あいつらは鍛えられている、この前トモが与那国で一緒に働いていた19才の兵庫の女性を連れてバイトした、町の人たちとは明らかに違う、使える、働きモードが百姓の世界に追いついた。
K子は中学卒業後から一人で旅しながら生きてきた、キビ刈りでは月35万も稼いだという、屋久島の民宿で半年とか、今度は未開の東を攻めてきた、携帯のネットで北軽のほうれん草農家を見つけ行って1週間、電話来る。
日時: 15:59 | パーマリンク
■ 2010年04月24日
実はテレビっ子
月曜日は「ワンピース」、火曜は「ドラゴンボール」、あとは大リーグかワールドニュースだ、昼飯時のテレビだ、「あち定食」をつつきながらイズと二人で見ている。
朝は7時半に「はじまったよー」の誰かの声でマサとオラとイズが朝仕事を止めて終結し朝飯が始まる。
今回のゲゲゲは歌の前に突然始まるのでどうしても最初を見はぐることが多く悔しい、夕飯時は大河ドラマや特別なスポーツ試合などは許される。
こどもたちが色々録画してあり、日々それぞれが入り乱れて見ているので、下手すると同じものを3回見たりもする、野良上がりのデスクワーク時にいやでも目に入る、でもそれなりにみんな面白いのを選んでいて、まあ納得できる。
が、高2くるみの「おかあさんといっしょ」にはいつもうなってしまう。
この春からはアニメの「メジャー」「おおきく振りかぶって」が再開し、人形版「スターウォーズ」も見逃せない、「一番のテレビっ子じゃん」とよく圭太に指差されるが、確かにそうだ。
以前広瀬隆さんに来てもらい原発の講演会をやった時、休み時間の会話で「毎晩野球ばかり見てるから、、、」との広瀬さんの発言にうなった、今もそう。
日時: 15:57 | パーマリンク
■ 2010年04月16日
記念すべき寒き春
雨よけビニールハウス内のトマトは上からヒモをたらし結びつけ支柱がわりにし、テープやクリップを使わない巻きつけ方式をとってきた。
今年はそのヒモを45度の斜めに設置した、一段でも上にできる果実を育成する為だ、先のほうのめんどうを見続けられれば永遠に収穫できるのだが、日本の高温多湿の夏はトマトは越えられない。
少しでも良き伸ばせようと下葉をかき、収穫を終えた下の枝地面に下ろし、手の先はるかな先端を顔の高さまでそろえる作業を夏に2回ほどやる、45センチおきに定植したトマト700本の各作業はどれも数日を要する大作業だ、斜め誘引で1回目の枝下ろし作業、2,3日短縮できる、さらにその作業中に新しい片付け方が浮かび、さらに2,3日うかせそう。
種袋をファイルカードに整理するのも数日前思いついた、日々ちょっとした気づきが浮かぶ、日々新た、農の世界の楽しみの一つ。
中学に進学した貝人は今、部活体験、3年生女子だけの麻実がいる家庭課部で遊んでいる。麻実は「人付き合い、うまいよなぁー」とあきれている。
体力を学校で使い果たせと麻実は運動系の部を進めている。
日時: 13:51 | パーマリンク
■ 2010年04月12日
空豆畑にヒバリの卵
初めてエンジンを分解した、冷却水がシリンダー内に漏れ出し始動時には水がマフラーから飛び出してくる、当然長時間は使えないがそのトラクターにはローダーというバケットが付いており堆肥の切り返しや軽トラへの積み込みに主に使えるので数年だましだまし使用やっとチャレンジ。
周辺の様々な」配管や部品を恐々はずし上からはずしていく、内部のバルブやカムが見え出し緊張、構造をよく見ながら優しく取り外すとシリンダーが出てきた、人間なら心臓手術だ、感動、周りには無数のオイルや冷却水が流れる穴がある、漏れないようにするパッキンがガスケットだ、それを取替えまた組み立てなおしエンジンを始動、かかった、凄い感動、また少し機械と友達になれた。
進級、入学のシーズン、一番下の貝人は中学生、これが最後の入学式、25年間付き合ってきた小学生がいなくなった寂しさの方が強く、形式だけの入学式に感動はない、それより高2に上がったくるみが「今日から2年生、うふっ」と母ちゃんに嬉しそうなささやきには重みがあった、中学時の不登校を乗り越えた自信に溢れていた。
日時: 15:01 | パーマリンク
■ 2010年04月02日
農業を少しでも勉強しよう
田んぼの所得保障の受付が始まったが、まだ農政課からは何の連絡もない。
1反(300坪)あたり1万5千円が支給される。
おっ、いいじゃん、うちでも30万位はとほくそえんでいたところに田んぼの作付け予定表が送られてきた、減反を考慮して各農家に割り振られる数量だ、今年の予定を書き込み、提出するのだが、いつも無視していた、他にも色々書類はあるが8月1日にある現状調査(ハチイチシンコク)以外は極力無視、だって行政やJAはまったくなんの役にも立たないからだ、でもそれが今回はたたった、たぶんうちはもらえない、しかたなかぁー、しかし確実に全国の農家は動き出した、特に飼料用米の作付けが爆発的に増えそうだ、自給率を上げるのには牛、豚、鶏に与える輸入トウモロコシと小麦に変わるものを生産しなくてはならない、その役割を米に託した、食品残渣や放棄された田畑や山林の草などの活用が本気で動き出した、どの道も行き詰った農家たちが最後の賭けに出ている、餌を国内産に変えている牧畜を応援しよう。
もちろん有機全般もだ、百姓が元気になればこの国は助かる、世界に貢献できる国になる。
日時: 14:29 | パーマリンク