人類3千?回目の稲作開始
いよいよ稲作の始まり、種籾を塩水で選別する「塩選」、60℃の温水で殺菌する「湯選」を行い、眠りを覚ます「水漬け」に入った。
平均水温×日数が百時間以上で休眠物質が流れ去り、発芽が揃う。
秋までうまく面倒見切れるかやはり不安だ。
が、何とかなりそだな、とのかすかな安堵感も生まれた。
一応15年以上稲作は続けてきた、失敗もひと通りやってきたし、昨年始めて成功した「チェーン除草関連技術」はたぶん今年も再現できる可能性は高い、あとはある程度の安定した収量と食味の向上。
成功すれば人に伝えられる。
数年でできると、始めた当初は思っていたが16年、恥ずかしい。
周りの百姓たちはみんな見ている、人目を極端に気にする農家たちなら恥ずかしくってたまらないようなヘマを平気で続けるオラたちは異星人、でも根っからの百姓たちもあと5年もすれば絶滅危惧種、現在の低価格競争が続けば畜産も含めた農業全体が壊滅し自給率向上なんて夢のまた夢、まあいいか、一度悪夢を体感しなければこの国は変われないようだから。
ヒバリが気持ちよく鳴き出し、オオタカのデートが見られミミズも動き出した、春。