▼ブログ帰農人

知る人ぞ知る真澄屋のあちが綴る週間コラムです。「街を耕す八百屋:真澄屋」と、無農薬農園「真澄農園」を経営。子供は6人。


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■ 2010年01月31日

正月よ、ボビンよ、さらば

田んぼの堆肥散布もぬかるみの激しい数枚を除いて終了、一安心。
秋にうなった田の表面に幾すじもの線がきれいに浮かび上がっていた。
たぶん霜柱のあとではないかと推測、全てが南北方向に並んでいて磁力の関係かしらと興味深い。
その霜柱はこの冬すごく少ない、水分が少ないからだ。
ぐちゃぐちゃにならなく仕事はやりやすいが野菜たちには大変だ、地表にも冷気が入り気温以上に根も痛められ水も少ないので中々成長できない、土の構造も大切だが地表をさらけ出さないマルチングの大切さも思い知らされた。
森の落ち葉のように覆い尽くされているのが理想だものね。
雌鳥総入れ替えの鶏舎ではまだまだ小さい少女たちに体重が4、5倍あるオスが乗っかろうとするが中々うまくいかないようだ。
そのうち残された2羽のオスが決闘を繰り返すようになった。
相撲のように最初は見合ってから戦いが始まる。
互いに顔あたりを突っつきあっているので両者とも頭が血まみれだ、今後の展開が楽しみだ。
夕べ、ネパリーシンガーのボビンの帰国さよならホームコンサートをやった。
半日マサと家の片付けを、正月の締めくくり、OK。

日時: 15:55 | パーマリンク



■ 2010年01月23日

開発の波が近くまで

タヌキエイズかはたまた皮膚病かここ数年家の周りに出没するやつはほとんど毛が抜けて無残、元旦に鶏小屋に侵入したやつもしかり、捕まえた貝人もすぐに放してやった。

ところが数日前から丸々太ったきれいな毛並みのタヌキが現れた。
そして人なっこい、すぐには逃げない、話しかけるとよく聞いている、ちょうど鶏がらスープのくずを埋めようとしてた時で、これで餌付けしようと考えた、うちの前にはバス停ができ便利になったが確実に林は無くなって行く、うちの裏は最後の逃げ場だ、面倒見ようと毎日鶏がらをおいてるが、猫もいっぱいうろついてるからポンタが食べたかはわからない、ちょっと日々楽しみ。

小6の貝人は卒業式の練習が始まった、時々式時の歌を歌っている。
いい歌だ。
貰った学生服はやはりダボダボ、小学時代はちびのまま終わりそうだ、でもいいではないかとてもしっかりしている、でも母ちゃんからは離れない今朝も膝枕してから登校、これがでかかったらちょっとおぞましいが、ちびでよかった。
やはりちびで甘えん坊の父の命日、マサが墓参りに行ってくれた。
弟たちも来た様子、よかった。

日時: 15:35 | パーマリンク



■ 2010年01月16日

鶏の霊と新年のやり直し

今年は仕事初めより忙しかった。
暮れからの寒波のせいだ。
全国で野菜の生長が鈍り、寒さで増える需要に追いつかない、探し出すように野菜を収穫するのは時間がかかる、その合間に防寒対策にネットやトンネルをかけ、ハウスの隙間を小まめに塞ぐ、水道関係も数箇所で破裂、日々追いかけられ正月気分は吹き飛んだ。
ちょっと落ち着いた今日、でかくなり狭いヒヨコ小屋の少女たちと2年以上たち産卵が極端に減った姉さんたちの入れ替え作業を実行、つまり姉さんたちを絞めたのだ。
いつもこの時期には自然淘汰され数匹しか残らなかったが今回はみんな元気で10羽以上の首を切った。
みんなで羽をむしり肉を醗酵させるために小屋の中に干し終わった午後に飲み始めたらやけに酒が進み、百姓仲間の哲&友ファミリー来訪もあり百姓談義に花が咲き、正月が戻った気がしてまたまた飲んじゃった。
数時間コタツで横になったあと妙に喉が渇き、水やお茶を飲み続けた、酒だけのせいではなく、と殺作業の興奮が抜けないのだ。
闇の中数度外に出るたび鳥たちの霊を意識し怖い、初めてだ。
今度は寝れない、困った、又飲むしかないだろう。

日時: 14:10 | パーマリンク



■ 2010年01月08日

ウシャス それは日の出前の神

今年はすでに3回の日の出を拝ませてもらった。
庭の木立の間に初日の出はマサと、翌日は鹿島港で水平線の雲間から神々しく昇るさまを毎年正月を我が家で過ごす百姓のコジとマサと下3匹、高一くるみの級友マリも一緒、その後鹿島、香取の神宮を参拝。
3回目は今朝市場に袋などを買いに出かけた車中で。
この一年夜明け前の一時間を大切にしてきた。
インドではこの時間をウシャス神と、古代からあがめられてきた事を、八百屋の大先輩、故山尾三省著「リグベーダの教え」から学んだ。
お茶をすすりながら農業新聞を読み、一日の計画を立てる。
みんなが起き出したらばたばたと朝仕事をこなし7時半からのハイビジョンでの朝ドラを見ながらの食事をイズ、マサといただく毎日、けっこう気持ちよく一日を迎えられる。
帰ってきてともかく酒を飲む前の一日への感謝の言葉を口に出して祈る習慣も身についた。
でも言葉は常にたどたどしく、そばにガキどもが常にいるから恥ずかしく、変に気取るからよけに変な祈りとなる。
いつかさらさらの心から言葉が出ればいいなと願い今年も続けるよ。
ダライラマが善光寺に6月来るってね、凄いな。

日時: 15:56 | パーマリンク



■ 2010年01月04日

出会い それこそがパワー

赤城神社に詣でた時にマサが生まれたての赤ん坊を抱いた若夫婦から写真を頼まれた、「この人は6人も産んでいるから縁起がいいよ」と声をかけたが、ほんとにそうだ、インドでは聖なる物、たとえば牛がいるとさわりその指先を額に受け容れる。
子宝の神としてマサのおなかを触るのがはやったら面白いと本気で思った。
「あやかる」のは支え合い、うらやむよりあやかろう。

30日の朝、マサと柏の市場に正月用のカニを買いに行った。
水産物コナーは初めてだった。
シャッターが下りた所が多く寂しいが、それなりの賑わいはある。
いつも支援してくれる刺身屋さんの家族はみんな真剣、みんなプロの顔、俺たちがいくら視線を送っても目が合わない、きっと勝負は一般客ではない、おかげでこちらも気が締まり、晦日は家や畑にお飾りを作り挨拶して昼前から店へ、近所の床屋へ恒例の年一度の草刈り、面白いのはそこの娘が食に目覚め、昨年から柏にできた仲間の自然食の店に働き、畑にも手伝いに来た。
挨拶に来た時、結婚の報告に来たマナと洋平と一緒に成った。
出会いは新化する。
2010年、様々な出会いを大切に生きて生きたいな。

日時: 15:30 | パーマリンク