サケとひよこが、いのち輝く日
二年に一度新しい鶏の雛を入れる。
今回は十九羽、真っ黒いプリマスロック、初めての黒、中々かわいい、松本の小さな養鶏場で生まれたばかりのひよこ、水を飲むのも、えさを食うのも寝るのも走るのもおぼつかない様子はたまらない、時間を忘れて見てしまう。
小さくまだ寒さには弱いのでダンボールに電球をぶら下げたのが小屋、しばらくは居間で楽しめる。
畑では動物を取り入れたいとの思いはあったが、まずはヤギを一匹と、イズが子ヤギを探し始めた。
その次はミツバチだな、農の遊びは尽きないのだ。
ひよこで家族が沸いた夜、羅臼から生のサケが届いた、八月からイクラを取る仕事を続けているトモからだ。
ここ一月は休みは無く夜遅くまで仕事が続きかなりハードだったが、やっと五時にあがれるようになり、仕事仲間と夜、釣りに出かけたりしているそうだ、とてもいい仲間たちと出会えたそうだ、十一月からは愛媛でみかんの収穫の仕事に行くとのこと、若者の旅に乾杯だ。
七十cmのサケの腹を割くとイクラが山ほど出てきた、マサが醤油つけに加工しオラが切り身つくり、出刃の切れ味はいいのに初めてのことできれいに切れない、でもサケの人生そのものを食らい、とても贅沢だなぁ。