百姓の法定尋問 その①
この所2回ほど農業委員会に呼び出された。
農業集積事業という仕事があって、農地の貸し借りの仲介をする。
仲介といっても紹介などしない、契約を保障するだけだ。
今までは審査などなく書類を提出すればよかったが、審査もするようになった。
そして、たぶん一番多くの農地を借りているのがうちである。
委員10人位の部屋に通され、審議が始まる。
まるで裁判所、名前、住所から始まり、議長から3点ばかりの質問をされ、「農業を始める動機を」、「経営状態」、等を聞かれ、その後各委員が色々聞いてくる、最初に来るのは「周りの農家が雑草で困っている。」と完全に嫌われている数人から毎回出る。
委員会全体で疎まれているのをはっきり感じる。
確かに毎年1.2.割の田んぼを雑草だらけにしている、しかし除草剤は強いのだ。
大体回りはきれいだ、そしてほとんど付き合いのない遠い部落の離れの田だけ文句が出てる。
大体誰だか察しがつく、今までは頭を下げるしかなかったが、今年はチェーン除草がはまり、除草はほぼ成功してるのだ。
「今年は大丈夫ですから、見に来てくださいよ」と攻勢をかけられた。
笑いも出始め、目つきも変わった。 つづく