爺さん、あんたはイタリア人か?
イズは手作りの名詞を用意していた。
恒例の看護学校第1日目の参加女性はみんな主婦でだめ、2日目は5,6人に圧倒されてこれまた手渡せなかった。
押しが足りない、つれあい探しも大変である。
この所よく来る60半ばの百姓Aさんは若い女性を見るとすぐに誘いをかけまくってくる。「潮干狩り行くか、バス運転できっから」、「さつま芋の苗挿しやっか、高額バイト、草取りなんかさせねぇ」とか次々と攻撃がかかる、電話番号も3回くらい聞く。
仕事もやり手で危ない危ない、「少しは見習わなくっちゃ」、「ほんとそうですよねぇー」と答えるイズにトマトの葉に引っかかっていたカッターを返した。
以前胸の高さの葉に乗っていたのを拾い尻のポケットに入れてあったのがまた落ち、またまた中段の葉の上に乗っかっていたことを話したら、「落ちなカッター?、だめじゃん」とマナブとイズは大笑い、良き出会いを頼むぜ神様。
田畑の方は梅雨入りの頃から夏野菜も野の草たちも成長力がいきなり加速する、夏草との対決も初めてな2人には最高の体験だ、2人とも草むらのヒバリのヒナやヘビを切ったりしては大騒ぎ、そこからだ。