マナブ参上、お見知りおきを
10日前からスタッフが1人突然増えた。
柏でうちの野菜も使いながらパスタ屋をやっていたマナブ、30才。
10月に結婚するから経済を立て直す為に店を閉めて仕事を探してたのに何を血迷ったのか農業をやると言い出した。
ビジョンも浅く半年後にはこの近辺で新居を構えねばならず、どう考えても無理な話だが、いたって真剣、一週間手伝いに通い詰めてきた。
うちで研修しながら徐々に独立、それしかないだろうな、丁度二次補正予算で「農の雇用事業」の募集があり、新規就農者の研修費として一年か毎月10万弱が支給されるので、一人分でも受理されれば少ないけど給料も出せそうと半分遊び心で申請したら1人分が受理された。
でもその頃彼女から猛反発を受けていたのだ。
待つこと一週間だめだなと思い沖縄での就農を準備しているカズちゃんを雇いパートのソノコにも今以上に頑張ってもらう体制を考えていたら、マナブが彼女を連れて「あきらめました」と挨拶に来た。
さあ新体制を頑張って作ろうと張り切っていた翌日、マナブが「撤回です。あの後よく話し合って決めました、お願いします。」とあらわれた。
仕方ない、ソノコは派遣切り、カズコは内定取り消し、イズと共に悩んだ、働きだして10日が過ぎた。
何とかいけるかな。