▼ブログ帰農人
知る人ぞ知る真澄屋のあちが綴る週間コラムです。「街を耕す八百屋:真澄屋」と、無農薬農園「真澄農園」を経営。子供は6人。
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真澄屋では皆様からのご意見・ご要望をお待ちしております。商品に関すること、配達に関すること等お気軽にお問合せください。
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〒270-0157 千葉県流山市平和台3-4-12
TEL / FAX:04-7159-5328
E-MAIL:yaoya@masumiya.net
■ 2009年04月30日
女の子 お尻だせますぜ
春、真っ盛り、百姓仕事も真っ盛り、急にガンガン機械を使うものだから故障が続出する。
機械屋は大忙し、この時期に限ってうちの機械も大きな故障が2年連続で出た、こんどはロータリーの軸受け、数日でできる予定が1週間しても直らない、、何回か電話し、もう我慢の限界、仕事を請け負っている他の人の田植えにも影響を与えるので、自分で治すつもりで行ってみたらあと少し、ちょっと手伝って完成。
これで明日から代かきができる、今夜はぐっすり眠れる。
笑っちゃうのが、機械屋さんは今日他の百姓から催促されたそうだ「真澄屋さんに頼んでんだから、早くやってくれよ」だって、どうも後回しにされているような気がする、物分りがよすぎんのか、購入金額なのか?この世界も面白い。
10年ぶりに畑にティピー立てたよ。
7,8本の長い棒と10畳ほどの形良く作られた一枚のシート、後はひもとクイだけで暑さ寒さがしのげる住居が数十分で出来上がる。
23年前、イザナが産まれた翌朝、借家の狭い庭に立つティピーの中で赤子を抱いて何かの儀式をした記憶がある。
今日の儀式はカズコの放尿、まさしく聖水。
日時: 12:26 | パーマリンク
■ 2009年04月25日
増えたらキジ鍋
ここ1日半、田植え機の修理に専念した。
いつか直さねばと常に考えていたが、やっぱり田植え間際、でもできたのはイズ、マナ、カズが脇目もふらず仕事をこなしてくれているおかげ、何とか仕事が追いついてきた。
もう少しだ。
あー俺の休日。
くるみのテンションは最高潮、本格的な授業が始まって1週間、素敵な弁当を作って、毎日ファッションも変えて、授業もまじめに受けている。
テストで20点取ったらそれよりも低い子がけっこういて大自信、楽しい、楽しいのオーラ満開、不登校の中学時代のうっぷんを一気に吹き飛ばす勢い、家族もつられてみな明るい。
草刈りシーズン到来、土手の高い草むらをガンガン刈ると毎年キジを切ってしまう。
卵を抱いている時はともかく動かない逃げない、今年も危うかったが間一髪逃げた。
巣には15個の色違いの卵が、周りの草もほぼなくなったので、もう戻らないから昼飯はキジ玉どんだと採りに行ったらしっかり抱いていた。
けっこう丸見え、水場から数mなのでみんなが注視の中じっと抱いている、雨が降り続いても動かない、たいしたもんだ。
その姿は神々しい。
日時: 14:58 | パーマリンク
■ 2009年04月19日
マナブ参上、お見知りおきを
10日前からスタッフが1人突然増えた。
柏でうちの野菜も使いながらパスタ屋をやっていたマナブ、30才。
10月に結婚するから経済を立て直す為に店を閉めて仕事を探してたのに何を血迷ったのか農業をやると言い出した。
ビジョンも浅く半年後にはこの近辺で新居を構えねばならず、どう考えても無理な話だが、いたって真剣、一週間手伝いに通い詰めてきた。
うちで研修しながら徐々に独立、それしかないだろうな、丁度二次補正予算で「農の雇用事業」の募集があり、新規就農者の研修費として一年か毎月10万弱が支給されるので、一人分でも受理されれば少ないけど給料も出せそうと半分遊び心で申請したら1人分が受理された。
でもその頃彼女から猛反発を受けていたのだ。
待つこと一週間だめだなと思い沖縄での就農を準備しているカズちゃんを雇いパートのソノコにも今以上に頑張ってもらう体制を考えていたら、マナブが彼女を連れて「あきらめました」と挨拶に来た。
さあ新体制を頑張って作ろうと張り切っていた翌日、マナブが「撤回です。あの後よく話し合って決めました、お願いします。」とあらわれた。
仕方ない、ソノコは派遣切り、カズコは内定取り消し、イズと共に悩んだ、働きだして10日が過ぎた。
何とかいけるかな。
日時: 14:56 | パーマリンク
■ 2009年04月11日
縁ぐるぐる
人との出会いはくり返される輪廻の中で縁が深かった人たちの再会が多いとされ、自分の経験の中でもそれを幾度も実感させられてきた。
半年前から新たな相棒として働いているイズとはどんな縁なんだろうと思っていたらやはりつながりだした。
イズを紹介してくれたのは昨春から手伝いに来てくれてるケンシロウ、東農大の学友だ。
ケンは有機認証の仕事仲間のミヨシとの結婚が決まった。
彼女は今年から世界的オーガニック関係の日本事務局を運営する。
昨年までその代表を務めていたのがポランの代表を定年退職した登志樹さんだ。
八百屋を始めた頃随分お世話になった先輩だ。
この春から北軽井沢で百姓を始める、指導してもらうのは新井さん、これにはびっくり、僕も大好きな百姓で以前竹細工を教えてもらった。
先週送り出し会があり、そこで登志樹さんの子、風多とカヤがともに子を持ち家族で参加しておりカヤは数年前から上越で百姓をしているとのこと、畑が見たいと次の日さっそく二番目の出産間近な大きなおなかを抱えながらやってきた。
数日前ミヨシと会った時2歳のチビが彼女におしっこ引っ掛けたそうだ。
そのミヨシは数時間前にケンと新居への引越しの挨拶に来ていた。
風多はガイアで働きうちに野菜の注文をだしてくる。
不思議。
日時: 14:04 | パーマリンク
■ 2009年04月04日
逆境こそ可憐な花が
4ヶ月の出稼ぎを終えて婆ちゃんは深夜バスで秋田に帰った。
今年はバイト代として月3万出したらともかく働き体重も5㎏以上やせたが最後はばてて点滴を受けた。毎日顔をあわせ続けていると不快感もやはり溜まってくる。
帰る日に、秋田は豊か過ぎたため困難な状況になった時に弱いと、遠まわしに秋田の家の状況をなじり、婆ちゃんは「働きすぎだと思うよ」と何回か言い残していった。
最後の晩イズにキリタンポを食べさせてやると鍋を作り、イズも翌日の休日に婆ちゃんに挨拶に来た。「婆ちゃんの仕事は速い、偉大だ」と初めて年寄りと日々付き合った経験は良かった。
家族の中に一仕事を終えた充足感がある。
先日コンビニに行ったらパートの姉さんが頭に被り物をしていた。
そこに「のどを痛めています。声が出ません。」と書かれていた。
テーブルの上には「温めますか?」とか書かれた紙もある。
その姿に笑ってしまった。
いじらしく、かっこいい、桜も満開だが人も咲いているぞ。
様々な思いを胸に農園を訪れる人が春になって多くなった。
30くらいの女性が多い、農業なんてと反対されて悩む男もいる。
それぞれの春。
日時: 13:30 | パーマリンク