▼ブログ帰農人

知る人ぞ知る真澄屋のあちが綴る週間コラムです。「街を耕す八百屋:真澄屋」と、無農薬農園「真澄農園」を経営。子供は6人。


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■ 2008年08月30日

霊界も五輪休み

 盆から強い雨が降り続いている。
稲刈りの次期を迎えたのに田んぼには水が溜まっている。
ただでさせ農振地区ではない流山の田んぼは排水をよくする暗渠が整備されてないから大変、コンバインなどの機械は今のままでは入れない、確実にもぐってしまう。
14年間で初めての経験、どうにかなんべと思うが気が沈む。
春先あたりから仕事を終えての一杯の前に、その日のことを思い返し感謝の言葉をささげるのが日課になった。
信仰を持つ人たちが食事の前に捧げる様子にあこがれていた。
でも我が家では手をあわせていただきますが精一杯、「よき導きを感謝します」、「夕方のさわやかな風のおかげで」とか声にだしているが、困難でもなんでもみんな感謝するのが原則なんだけれども、色々続くとさすがに言葉に詰まってしまう。
今朝婆さんコッコが亡くなり、分けておいた婆さんは1羽となったので雄鶏と共に若い衆の小屋に一緒にしたがすぐに雄鶏同士のバトルが始まり続いている。
さて、なんて感謝しよう?
五輪が終わったとたん様々な古い縁が押し寄せてきた。
いつもお盆の頃に多いのだがさすがに霊界も五輪休みをとっていたらしい、きっとそうだ。
まだセミたちは元気、もう少し夏に頑張ってもらわねば、でも残暑はこたえるぞ。

日時: 14:09 | パーマリンク



■ 2008年08月22日

今年の安悟賞は寂聴だ

 秋田、鬼頭(おにこうべ)温泉には、以前営業を停止していた岩風呂の宿を、マサの母が管理していたという縁の深い施設がある。
50㎡の一枚岩を切り抜き、二つの浴槽の周りの水路には70度の源泉が流れていて、それを浴槽の入り口で石やタオルで流れを調節し、温度をコントロールする、きわめて原始的な風呂なのだ。
1人500円、数名で貸切は30分まで、湯沢駅で北海道帰りのチビ3匹を拾い、みんなで混浴、なんともいいものです。
マサはみんなの垢とりに夢中で、おらもタワシを見つけて麻実の垢すりに参加、少し背中をこすってやった。
 田舎の疲弊は確実に進行している。
到着早々3軒の新盆を回って様々な大変な生活模様を見聞きし、色々わかった。
もう少しでどん底になる、いいかも知れない、みえも消え、あとは笑うしかなくなる、その兆しも見える。糠塚という30軒の部落は田んぼの海に浮かぶ孤島だ。
ここ数年でトンビが絶滅した。
確実に農薬の撒きすぎだ。
カメムシによる害により2等米に落ちることを恐れすぎている。
田んぼの生き物のことなどかまっていられる状態じゃないのは痛いほどよくわかる、1表18000円の出荷価格を国内の基準にすれば、田舎は生き返る。
決して無理な値上げではない。
秋になったね。

日時: 14:36 | パーマリンク



■ 2008年08月14日

ゴリンイチバン

 最近窓を開けて走っている車をよく見かける、ガソリンの消費を減らす為だろうけどとっても嬉しい、クーラーを使わない家もよく耳にするようになった。
日本の家屋は夏に強いのだ。
近くの百姓のS爺さんはめっきり野菜を作らなくなった、草を茂らせないようにトラクターをかけるだけだ、それもクーラーをかけ、演歌をがんがんに鳴らしながら、チューハイを飲みながらだ、軽トラも窓を閉めぱなし、あきらめめたかな、寂しいね。
五輪が始まって寝不足だ、酒も多い、朝残ってるもん、イッシーの後釜が中々見つからない不安のせいか真剣に見入ってしまう。
様々な国情を背負った真剣な姿は美しい、日本の選手の活躍にも胸躍る、請け負った田んぼの水路の草刈りは大仕事、暑い中草刈機を振り回す、最後の水路をやる前ラジオで体操が銀に決まったのを聞き元気に草刈りに迎えた。
帰ってきて家前の直売所を見たらよく売れてる、売り上げを数えたら5001円、ゴリンイチバンだ。
設置してからの最高値更新、料金不足はなく、いつも何円か多く入っている。
「またお賽銭が入ってるよ」とイッシーは嬉しそう。
誰なんだろう。
明日から3日間マサの秋田に向かう、ガキドモとも合流だ。
これで静かな日々ともお別れだ。
まだ片付けが終わってないよー。

日時: 14:00 | パーマリンク



■ 2008年08月09日

俺の神様は機械か?

 我が家のテレビは夏に弱い、南西方向に大きな木が茂り映りが非常に悪くなる。
葉っぱも天候によってしおれたり、ピンとなったりするので受信状態は常に変化する。
先日アンテナの高さを2mほど上げてかなりよくなったが、夏も盛りになりまたひどい、北京五輪も始まりサッカーを見ていたがボールが見えない、これはヤバイ、これではオリンピックが楽しめないとデジタルチューナーとアンテナを買ってきた。
明日取り付ける。
よくなるのかなぁー、心配。
今年の夏は雷が多い。
となりの畑のばーさんが「昔はよく雷さんの神社へ拝みにいったよ、陸稲(おかぼ)は雨が降らんと1,2表しか取れなかったよ」と話してくれた。
今でこそ水田は余っているがほんの50年前までは水田をもてない農家も多くいたのだ。
神社のしめ縄は雲をあらわし、垂れ下がる紙は稲妻だ。
今はハウスでの育苗で田植えが早まったが、以前は半月ほど遅く、夏の最盛期に出穂を迎える。
この次期の天からの強い降雨はとてもありがたかったのだ、と言うより頼むから降ってくれとのせつなる思いとあきらめが神社に集約している。
今は逆だ。
そんなに採れなくてもいいから、早く乾いてコンバインでの収穫がスムースにすむように願う。
俺もそうだ。
まだ自然と闘っている。

日時: 14:51 | パーマリンク



■ 2008年08月01日

長男と2人の夕げ

 弁天様を追っかけていたら衣の神様がきたのが先週、そしてポニョを見に行ったら海の神様が出てきた。
あーあ、神様がいっぱい、神様のことを思い浮かべるだけでかなりの充実感、こんな感覚久しぶりだなぁ、宮崎さんの狙いはこのへんかなぁー。
インドでは自分の崇拝する神の絵をかかげまくっていた。
とても精神的に豊かな世界である。
「まつろい、まつり、まつれ、鬼よ、鬼よ、鬼よ」とボブの唄が浮かび上がってくる、やはり夏は祭りか、こちとら、野菜に追いまくられ、マサの秋田に帰るのがやっと、昨日まで毎日枝豆もぎのバイトをしてくれた下3匹も今頃北海道に向かうフェリーの上、静かなもんだ。
よく手伝ってくれる学生も自転車でギターを担いで広島へ向かった、真っ向から青春やってるじゃん、少し寂しい。
タバコがなくなりそうなのでマサに買ってきてもらおうと電話して慌てて断った、数年前のこの日、ガキドモが旅立った日にマサもお泊りにいってしまった。
10年ぶりに記憶が戻り元気になった母と2人暮らしの十日間は誠に奇妙な夏の思い出である。
危ない、地雷を踏んでしまうところであった。
あの時の原因の大きな一つはタバコ。
今年の米の出穂はとてもきれいだ。
田植え後の天候不順を七月のお日様が一気に解消。

日時: 14:46 | パーマリンク