あちさん、ずうっとチャック全開
ぼたぼたぼたぼた、ゆっくりと、暖かい雨つぶがたっぷり大地にそそぎ込まれている。
乾ききった冬を生き延びた生き物たちにねぎらいの雨がふる。
まさに「慈雨」、自然には泣かされもするが、段々感謝の気持ちが勝ってくる気がする。
小学生の頃は花婆ちゃんとの二人部屋、朝お日様に手を合わせていたのをトフメルと龍角散の匂い付きで思い出す。
俺もいつ自然に手を合わせられるようになるのだろう。
野良から上がってまずは一杯のとき「今日のよきお仕事、ありがとうございました。」と唱えるのが日課になったのはここ数ヶ月、自然に湧き出たよ。
先週北海道の新得30年近く有機農業を続けている古い知り合いの宇井さんのコンサートが突然「若夏」であった。
「越冬バンド」のテープは良く聞いた。
その後もずうっと唄っていたんだね、3人の子どももみんな独立し、数年前から「ウーフ」に加入し旅人たちに手伝ってもらっているそうだ。
最近この形式がはやってきた。
ちょっと気になる。
早く帰らなくっちゃ身がもたねえとイッシーと話していたのに帰宅は12時近く、大酔っ払いしてしまった。
マサは他人のふりをしてる。
エイサー隊と踊ったり大騒ぎ、畑の作業着のまま、長靴はいて、最後に女の子に言われた「あちさん、
ずうっとチャック全開」、そうそのズボンは本当に良く開くが、ひざのつぎあてを麻美がしっかり縫ってくれた宝物でもある。
ホックでも付けようかな。