飛べぇ~電気釜 by三上寛
朝早く電話が鳴る。
とうとう産まれそうだとのこと、あと数日遅くなったら病院送りの2週間、やったね、とマサはウキウキしながら急いでお産婆ヘルパーに直行、数時間後、産婆さんが来て10分で産まれたそうだ。
めでたし。
俺は急いで朝飯支度や掃除洗濯に大忙し、その時炊飯器がいきなりこわれた、それも一升炊きが2台いっぺんに、そしてすぐ後二〇〇Ⅴから100Ⅴへの変換機も壊れた。
苗を暖めている温床や糀室などの配線を急いで取替え、炊飯器は電気屋へ、今週は一度も学校に行ってないくるみを今日こそはと何度も声をかけかくれんぼと忙しい。
幸い電気釜は2台とも保障期間中、丁度機械技師のたくみが手伝いに来てくれたので変圧器を直してもらった。
くるも数時間だが学校にに顔を出した。
めでたし。
でも電気釜が無い、外に転がっている2升の鉄釜を良く洗いガスで炊いてみたら、あら、美味しい。
改めて発見、家族も面白がっている。
「はじめちょろちょろ中ぱっぱ~」と。
どうやら変圧器がショートして過電流により釜が壊れたみたい。
神様のいたずらに感謝。
昨日の味噌仕込みには古い友人夫婦がやってきた。
数年後には上田の村で田舎暮らしの予定、薪割りから味噌や糀の仕込みを真剣に練習、教えられることが非常に楽しかった。
他の参加者もみんなまじめ、ドブロクを飲みながらも良く働いたなぁ、あっとゆうまに日が暮れた。