▼ブログ帰農人

知る人ぞ知る真澄屋のあちが綴る週間コラムです。「街を耕す八百屋:真澄屋」と、無農薬農園「真澄農園」を経営。子供は6人。


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■ 2007年12月29日

いいねぇー、冬らしい暮れ、正月

 以前茨城の先輩の所、通称「農場」で見た春の麦畑はとてもきれいだった。
「誰かさんと誰かさんが麦畑~」、と歌われており、背は高く隠れやすいし、さわやかでもあるので絶好のHポイントと思っていた。
映画「遠雷」の中のトマトハウスの中のからみもあこがれの一つだ。
Mばあさんに聞いてみたら、「少し伸びれば田んぼの畦だってできるよ」、「えっ、見えちゃうじゃん」、「もんぺさっとおろしてすぐだもの」とのこと、I爺さんは「お諏訪さまの祭りなんかのときなんざ、みんなやってたよ、藪の中だな」、「子どもなんかできないの?」、「あぶねぇ日にゃ、絶対やらせねえもん」、「松戸の赤線なんかにみんな土手を自転車で通ったそうだけど、病気なんかだいじょうぶだったの」、「月一回検査して、消毒してるもの淋病はなかった、ただ梅毒は外国から来てたな、I爺さんは苦労してたな」、外国とは戦争のことであろう、来年はその辺のことも含めて、日本2千年の農耕文化の様子を語れる最後の証人たち、約80才以上の百姓たちからもっと話しを聞いておかなくちゃと少しあせっている。
だって次々に旅立ってしまうもの。
匂いが違うんだ。
誇れる文化があった。
今の日本は最低だ。
立ち直りは早いほうがいい、滅亡もありえるから。
明日から強烈な寒気団が列島を襲う、さっき北海道山奥の「子どもの森」についたと小学生のチビ二人、出会っておいで冬の神様と。

日時: 12:29 | パーマリンク



■ 2007年12月23日

大豆と友達になったよ

 麦と大豆はつくるのは怖かった。
輸入される価格があまりにも安く、機械を使い、補助金をもらっても一向に自給率は上がらず、更なる効率を求めて遺伝子組み換え作物の筆頭にあり、回りでは誰も作ってはいない現状の中、我が貧乏農場で手間隙かける余裕はないとあきらめていたが、秋に味の良い枝豆も取れるという「小糸在来」という君津の青大豆を2kgが手に入ったので「少しはもうかるべ」と勢いでつくってしまったが、夏の異常高温のせいか、狭く植えたせいか、みな倒伏してしまい、乾燥も収穫作業も困難に思え「あーあまた馬鹿やってしまった」と、気が重かった。
竹で千刃こぎを作り効率をはかったが上手くいかず、数日ひたすら鞘を手でもいでキャタピラー式のトラクターで踏み潰し、棒で叩き、トウミで殻を飛ばしやっとこさ30kgの豆がとれた。乾燥が今ひとつなので何度も手でもんで殻を割った。
帰って手を洗おうとしたら、黒光りする手に見とれてしまった。
「油だ、大豆の油だ」と妙に感動し洗うのを止め相棒のイッシーに見せ語り合った。
倒れないように育て、足踏み脱穀機でも使えば苦労は半減するし、なにせ「とうみ」をガラガラ回し風で選別する作業が格別に面白い、先人の暮らしと知恵が実感できる。
新しい希望の火が一つ灯った。
次は麦だ。
「農林61号」の芽が5cm位にきれいに生えそろっている。
その次はお茶だな。

日時: 11:00 | パーマリンク



■ 2007年12月16日

そろそろコタツを出そうかな

 明日の朝はぐっと冷え込むようだ。
11月の大霜の時は、キャベツ4百、コリアンダー2百株が凍死した。
次に定植したキャベツ苗はぬくぬくのハウスから外に出し1週間外の気温に馴染ませ、昨日植えたが心配。
2回目の200本ほどの干し大根はまだ10日は干したいのだが、そのままにすれば確実に凍る。
母屋内に取り込む作業は大変だ。
生姜なども籾がらなどで保温しなければと忙しい、しかし今日はガキドモがアルバイトをするというので単純な大豆の収穫作業がメインであり、今日の段取りは難しい。
大豆の収穫は初めてであり専用の機械などはないので色々とやってみた。
トラクターで踏み潰したり、千歯こきを作ってみたりしたが、手でさっと取り、たたき、トウミにかけるのが一番早そうだ。
さて何日かかるのだろう、怖い。
正月に奥から引きつりだしたレコードの音響セットは仲間たちからアンプやスピーカーをもらい、暮れになりやっと完成した。
おまけにもらったパン屋のケンちゃんからのレコードをかけてびっくり、保存状態がぴか一、さすがにこだわり派である、レコードの種類もテーマは「パリ」、ポレナレフのセンスに改めて感動、子どもたちも面白がって聞いている。
あとはチューナーとCDををつなげば完成、正月にはレコードを石鹸でよく洗おう。
懐かしい作業だ。
ともかく来年はゆっくやりたいと心から思う。

日時: 11:44 | パーマリンク



■ 2007年12月09日

落ち葉、だいっきらい

 きれいな落葉が続いている。
大きな雨がないのでサラサラさわやかだ。
紅葉も素敵だが、それらを見るたびに悔しさがこみあがってくる。
なぜ最高の肥料としての落ち葉を利用できないんだと、自分へのしったである。
以前広池学園の落ち葉をもらってきたことがあるが、ちょっと遠くて、付き合いも難しく断念した。
今年は市役所に相談し、「燃やす落ち葉を田畑で使えねえですかねぇー」との問いに担当の課の若者が「それは大切ですよ、後で連絡します。」とのあともはや半月電話がない、あきらめてゴミの業者に直接たづねたら、圧縮ホッパーをいっぱいに満たすほどの落ち葉はなく、常に他の燃えるゴミと一緒になるのでとの受付の女の子が面倒くさく話してくれた。
落ち葉は僕の最もあこがれる肥料である。
森で山で落ち葉の中に様々な糞や死骸が漬物になって最も効率的な自然なはからいにより最高のサプリメントや抗生物質等を作り続けられるのが落ち葉の世界ではなかろうかと、あこがれ続けてはいるが今年も失敗みたい。
あきらめたら紅葉がきれいにみえるかな。
誰か落ち葉を農地などに返すプランをおねげえしすだ。
あと40%も捨て去る食品残渣を牧畜の優良なえさにするシステムを普及する最高の好機、トウモロコシ、大豆、小麦は高騰してます。
でもありがたい事にこの国には、食品残渣や政府、官僚、財閥の中にある利権の山、使えれば変わるよね。

日時: 12:07 | パーマリンク



■ 2007年12月01日

糀室を洗ったった日

 昨日一回目のタクアン用大根を干した。
縁起を担いで108本。
昨年は暖冬で干していてもスが入り、400本くらい捨てた。
大根自体もとても良いできであっただけに悔しかったなぁー。
干す時に洗った大根2本の葉っぱを軒下やハウス内に設置した横棒に引っ掛けておくのが一番簡単でそれまでもそのようにしてきたが、昨年は葉っぱがいつまでも枯れないでスが入ってしまった。
最初から葉っぱを切って縄で縛って横に連ねるのが確実だが、これが意外と難しく大いに手間取るので困っていたが、暖かい宮崎でタクアンを作っている農家の記事があり、葉っぱの成長点を取り除くということが書いてあり、目から鱗、こんなことは本やネットでいくら探してもかいてなかったのだ。
成功すれば冬場を乗り切る仕事の一つが確実になる。
高々プラス10万位のもんだがそれがでかいし、技術を習得すれば一般家庭でのタクアン作りの普及もできる。
嬉しくて冷たい大根洗いも楽しかった。
さあ漬け方も工夫を重ねよう。
先週号で、坊さんに「お経に初めてありがたみを感じました」、「で、今までは」とむっとさせた件をゆうげに話したら、「えっ、子どもたちも感動してたよねぇ、あの話し」「葉っぱのフレディ」と合唱のがきども、すぐさま絵本を持ってきてくれた。
あーあ、圭太がお世話になった「風の子幼稚園」に子を預けていたんだものね。
彼の写経の会へ行きたいとマサ。

日時: 10:45 | パーマリンク