▼ブログ帰農人

知る人ぞ知る真澄屋のあちが綴る週間コラムです。「街を耕す八百屋:真澄屋」と、無農薬農園「真澄農園」を経営。子供は6人。


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トマト

 トマトはアンデスの高地で生まれた。
ガレ地でも地中深く根を伸ばし、強烈な太陽の陽射しと急激に下がる夜温を上手く利用して育つ、日本の高温多湿は苦手なのである。
だから足元に雨がかからないようにビニールの屋根を張る。
当然昼の温度も上がるので、夜との温度差がつきよく育つ。
トマトの考えていることは子孫を多く残すことが本望だ。
小さな美味い実を沢山つけ、鳥たちに糞と一緒に種を撒き散らかしてほしいのだ。
人が好んで食べる大玉のトマトは彼らの望むべき姿ではないのだ。
品種改良を重ね、その上で、どんどん出てくる脇芽を摘み、時には花も摘み、数個に栄養を集約させ太らせる。
どの野菜もそうだが、生育の頂点になったり、雑草が多い、肥料が少ないなどの要素が出始めると、一気に種を作ることに走り始める。
そうはさせるかと、脇芽を摘んだり、肥料を足したり、、余計な葉っぱを落としたりして、ストレスを極力なくし、ぬくぬくと育ってもらい、子孫のことを忘れてもらい、人に都合のよい実を多く作ってもらうのが農業技術である。
なんかだましてるみたいだね。
でも、そんなに上手くもいかないんだ。今年は暑い、6月は真夏日が8回もあった。
平均は2回。
このままでは、早く終わりそう。
今日は曇り、ハウス内でも作業OK、葉を落とし、下に下げることに専念、お願いね。