▼ブログ帰農人

知る人ぞ知る真澄屋のあちが綴る週間コラムです。「街を耕す八百屋:真澄屋」と、無農薬農園「真澄農園」を経営。子供は6人。


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お産婆さん

 大きな夢が一つかなった。
出産ヘルパーを20年以上夢見ていたマサに初仕事がきた。
以前、知り合った守谷助産院の白井さんからヘルパーの依頼がきた。
初石の人で、30歳初産、生まれる前に挨拶に言ったら、超知り合いの夫婦でお互いにびっくり、以前農業スタッフのカントの兄貴の亮太郎、レゲエのミュージシャンだ。
縁って凄いなと改めてびっくりした。
予定日を1週間過ぎても陣痛が来ない、42週になったら病院行きだ。
様子をちょくちょく見に行かないのとマサに聞いたら、「あせらせちゃうのが一番いけない」とのこと、そうだよな、予定日を過ぎると周りがあせってくる、俺がいつもそうだったようなきする。
夕方畑に彼らが顔出した。
なるべく歩いて働いていたら早く生まれるからとのこと、「病院でもいいじゃないか」と話しながらも、できれば家でと、願っていた。
彼らの事よりも、せっかくの初仕事をマサに気持ちよくやらせたかった。
夏至の前日の夜電話が鳴った。
「陣痛みたい」。
マサはルンルンで向かった。
朝、いい顔で帰ってきた。
4時半ごろ生まれた、男の子。
数年ぶりの徹夜も嬉しそう、産婦を支える足腰に力が入り、山登りの後より筋肉が張っているそうだ。
初仕事の給与3万円。
ありがたく仏壇にささげる。
次は12月だそうだ。
夢はかなう。諦めなければ、本当にかなう。