▼ブログ帰農人
知る人ぞ知る真澄屋のあちが綴る週間コラムです。「街を耕す八百屋:真澄屋」と、無農薬農園「真澄農園」を経営。子供は6人。
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- 親指はもうかくさない
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1996 discovery land rover [09/15 08:25]
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1999 mitsubishi eclipse body kits [09/15 15:32]
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■ 2006年10月29日
親指はもうかくさない
母はきれいな人であった。
誰もが認め自分もそれを頼りに生きてきた。
独身時代の写真が多い。
ポーズや構図も良く不思議だった。
実は今は柏の葉に飛行場があり、写真班の兵隊さんが市野谷の実家に逗留していたという。
母と結納を交わした頃父は市場で野菜をさばく売り子をしていた。
その頃の手紙には「光り輝く家庭をつくろう」とあったが、母をゲットしてからは次の野望に心が奪われ、家ではしかめっつらをしている事に母は寂しかったらしい。
僕が生まれて家の雰囲気は暖かさを得、母は夢のような日々が続くように願ったがいさかいはすぐにやってきたことなどが母の日記に示されていた。
父は8人兄弟の末っ子であり5年生まで添い寝されながらオッパイを握っていたという。
十分に甘やかされた性格は茶目っ気と行動力を育てたが我がままであった。
7歳で母を亡くし長女としてしっかり仕事をした母は心の余裕を育めなかった。
しかし評判の美人であったためにもう少し自分の方を見てもらいたかったが、父は甘えたい方、気の強さオ互いには劣らない。
いさかいは長く続いたが、仕事の失敗や病気などで晩年はとても仲良くなりオヤジの姿はカッコ良かった。
近くに斎場がありよく霊柩車とすれ違う。
その時いつも親指を隠していたが、もうその必要が無いことに愕然とした。けっこう重いなぁー。
日時: 14:53 | パーマリンク | コメント (24)
■ 2006年10月22日
きれいな死
赤城神社で神輿を担ぎながら多くの人と母の全快を祝った。
このコラムにも書いた。その翌日に倒れるとは。
弟の家で草むしりなどをこなし家族の帰りを出迎えた。
「おかえり、風呂沸いてるよ」と声をかけた後畳の上に倒れた。
蜘蛛膜下出血だ。
病院についてまもなく呼吸や心臓が停止したが、脈だけは戻り、翌日の深夜に逝ってしまった。
これから色々なことができる、今までに薄かった母に対する愛情も深まればとの思いも全て終わってしまった。
数日悔しくて、亡き父を恨んだ。
墓石を明けると父の壷が一つ寂しそうにあった。
母の壷が並べられた時安堵感が沸いた。
その後きれいな死に方だったのかな、との思いが膨れあがってきた。
7年前の病魔から完全復帰し、臨終も親類たちが大体駆けつけるまで待ってくれた。
手紙や日記を読み、アルバムをめくり、親類等の話しを聞いていたら少し父母の実像が見えてきた。
49日に送り出すまで7日ごとに経とうを唱え供養をしようと思う。
19、20と父と同じ光明院で葬儀をしたが、最低限のお知らせしかしなかった。
したくなかった。すみません。
昨年亡くなった義兄の仏事の為葬儀の夜マサは秋田行きの夜行バスに乗った。
下のチビ3匹は仲間が預かってくれ泊まりに行っている。
久々の静寂。
おっ、酒がうまいぞ。深酒はしてないよ。心配御無用。
日時: 15:31 | パーマリンク
■ 2006年10月15日
北海道に幸あれ
9月から17の百太は旭川から2時間入った超田舎の農家で働いている。
11月までだそうだ。
昼間でも10℃近かったりもする。
いい修行をさせてもらって、神様に感謝。
下のチビたちも貯金をためることに目覚めてちょくちょくとなりの郵便局に通っている。
バザーに出店することが多いのでおもちゃや本などを売って、またばか安の物を買い高く売ったりもする。
下だけど貯蓄を覚えてもらわねばこの家はいつか破産する。
神様ありがとう。
北海道といえばファイターズの優勝これは贈り物である。
おやじは小学生時代からのフライヤーズファン。
戦後まもなくマンジョウ関係の行事のとき、流小のグランンドで練習したそうで、打球が早すぎて、窓ガラスにボールの穴ができ割れなかったそうだ。
死ぬまで日本ハムを応援していた。
親父の代わりにとテレビで観戦、ひょっとしたら札幌に住むいとこのまりちゃんが行ってるのではと思い電話した。
だんなが高校野球関係者で野球家族だ。
行っていた、一人でバックネット裏だって。
ともかく地方に元気になってもらいたい。
それがわが農園の願いなのだから。
「街と村を結ぶ」は八百屋開業以来の目標であるから。
墓石はガタガタゆれているはずだ、くもまっか出血で倒れてから言語に不憫し昨年10月水痘症で箸も
もてなくなった母が完全復活。よくしゃべる。
大変
日時: 12:46 | パーマリンク
■ 2006年10月07日
さあ、正月の用意だ
稲刈りも終わり小作料を払いに回る。
1反につき米1俵か2万円、お茶を出されたり、お返しを持たされたりする。
袋にお茶などの缶に半紙で包まれたお菓子が入っていたり、酒を新聞紙で巻いたのをわたされたりする。
ちょっと包むという中に昔の心を強く感じた。見習おう。
いつもタバコをくれるじい様は3月に亡くなっていた。
いよいよさつま芋掘りは始まった。
一つだけ特別砂が多いさつま芋には絶好の畑がある。上手いし見栄えも良い。
今年は2千株に増やした。
昨年まではスコップで一つ一つ掘り出していて大変な手間でもあったが、今年はじゃが芋の時に買った芋掘り機がある。
本当にきれいに掘れるのか恐そる恐そる操作してみたら見事に掘れた。
これで大幅スピードアップ、ちょこちょこ掘って掘りたてを出荷できる。
皮も柔らかく喜んでもらえるだろうと思うがはたして?。
ヤーコンもその砂畑で作ってみたら割れないできれいなものが育っている、初めてだ。
昨日の大雨は寒かった。
ずぶ練れの収穫をしてきた仲間の為にストーブを持ち出した。
作業場は暖かく生き返った。
今朝は家の中でも七輪を炊いた。
ほのかな暖かさが寒さに慣れていない体を優しく包む。
さあ冬支度の始まりだ。
今から正月を見据えて片付けをしなくては間に合わない。
自然生活は忙しいのだ。
日時: 21:41 | パーマリンク
■ 2006年10月01日
稲刈り10年
どうしても深くて機械が入らない田んぼを最後に手狩りした。
以前は厄介に思えたのに苦もなく早くできるようになった。
干してある米も田んぼの水が引かないので、畦の上を一輪車を転がし脱穀機でこぎながらワラをまとめ運びながらと、とても時間がかかるがこれで最後だと、淡々とこなす2日間はとても気持ちが良かった。これだけきれいに稲刈りをこなしたのは初めてだ。
今までは終わらせることだけにあせっていた。
雑草が多い有機の田んぼ、この草たちがどの機械にも様々なトラブルを誘発する。
どの機械も雑草の害を考えて設計されていないと言うことをやっと認識した。
トラブルを想定してちょこちょこメンテナンスすれば大事にならずにすむ。
こんなことをわかるまで10年かかってしまった。
有機でいい米を作っても仕上げで品質を落としてはもったいない。
来年はもっといい仕事ができそう。
これも仲間たちが畑の方をしっかりこなしてくれたからだ。
このところ急に増えたモンシロチョウも一羽20円で貝人がけっこう片付けてくれた。
昨晩頼んだら「残酷だー」と拒んでいたが、うちの畑があるから蝶も増えられるんだ、作物の被害が多くなり俺たちが潰れたら蝶も困るよとの説得にすぐにOK。
1羽潰せば青虫は確実に数十匹減る。
後ははまったままのコンバインを救出するだけ。墓参りも。
日時: 23:09 | パーマリンク | コメント (24)