▼ブログ帰農人
知る人ぞ知る真澄屋のあちが綴る週間コラムです。「街を耕す八百屋:真澄屋」と、無農薬農園「真澄農園」を経営。子供は6人。
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■ 2006年07月29日
失敗の共有、それが歴史
中一のくるこに夕方携帯をわたす。メールだ。
上の兄ちゃんたちも中学時代は携帯はご法度だったのでクルもほしいとは言わない、せめて空いた時間だけでも貸す。
ドコモから異常な電話料金の警告の葉書がきた。半月で3万円、この手のトラブルはどの子もやってきた。
後処理は兄ちゃんたちに任せた。
兄ちゃんたちも丁寧に色々教えたりアドレスを変更したりしてくれた。
数々のトラブルの歴史がクルの痛みをいやしてくれた。
積み重ね、歴史の尊さを感じた。
父ちゃんの方ときたら怒られっぱなし、新しいはたけの賃貸契約の件で農業委員会のヒアリングがあった。
少しでも夢のある話をしたいと考えていたが、前向きな質問は何もなく、田んぼの雑草の種がこぼれて周りが迷惑してるとのことだけ、去年も同じだった。
反収を聞かれ答えたら、「俺の見込みだとそんなにいかねえな」と、よく見ているのには驚いた。
用で農協にいったら、「吉田さん、畦のヒエかってな、新しい畑のも借りたんだべ」と知らない百姓から言われた。
これは何かの会議等で話にあがったんだべと思う。
本が出てから色々な記事が出ている。
ありがたいことだが、ほとんどの百姓はうとましく思っているのだろうな。
今は気をつけないといけない。
日時: 21:20 | パーマリンク
■ 2006年07月21日
枝豆はかたいうんこをつくる
毎日3百株ほどの枝豆をもぐ、2,3時間かかるが、このところそのうち百株をおふくろにもいでもらい大変助かっている。
正月頃は入院していて食事も一人ではできなかったのに奇跡的に動けるようになった。
どんどん仕事をしてもらっている。
7年ぶりに思考能力も快復したので死んだ親父さんの役も任せた。
そのひとつとしてガキどもが通信簿を持っていったらこづかいをあげる。
この行事が数年ぶりに復活した。
あとは平日のこづかいの上げ方を上手にできれば子どもたちとうまくいける。まだ関係は遠い。
枝豆をもぐときはラジオを必死で聞いている。
じっくり聞ける時など中々ないからだ。
胸躍るニュースを二つ聞いた。
田んぼの水路に使うU字溝に傾斜をつけでこぼこを施し、カエルやヘビなどがはい上がれるようにしたのが開発されたとのこと。ぜひ普及してほしい。
もう一つ、廃油からできた燃料で元F1レーサー片山右京がパリダカを走る。
V(B)DFはトラクターで使っていたが不具合があり使用を止めていた。
タバコの何億倍も害をまきちらす排気ガスにあまりにも無関心な日本人の思考を変えるきっかけになるのではと思う。
ヨットの堀江謙一も波の力でハワイからから帰ってくる。いいぞ日本人。
日時: 21:56 | パーマリンク
■ 2006年07月14日
真紅のじゃが芋堀機
曇り空が続いた梅雨、こんなに楽だと後が怖いなと思っていたら、曇り空でも暑く 湿度たっぷり、そして風なしの日々がやってきた。
じゃが芋が乾くのを待っていた。
掘りやすく、腐りにくい条件の日に掘りたい。
そのベストの日にあわせるようにサウ ナがやってきた。確かにこたえる。
この夏初めて冷たい飲み物をがぶ飲みした。
足腰 もガタガタだ。でも今年は一日半で片付いた。
いつもは一週間はかかっていた。
芋ほり機を買ったのだ。
トラクターのうしろに装着したスコップとスキをあわせたようなのがじゃが芋の下を掘り起こしてくれる。
後は手で掘って探すだけだ。
昨年までは一株づつスコップを入れほっていた。
一列百株以上ある、十畝でざっと二千回スコップを入れることになる。
それも、じゃが芋を切らないように慎重にさしいれる。
いつもはかんかん照り、色んな人に手伝ってもらった作業であり、その割りに利益が少なく、なんとかしなくてはと色々工夫をしていたが、安い芋ほり機をやっと発見し大成功である。
8万円、土の上に出してくれるのは20万、スコップ作業がなくなるだけで大助かり、さつま芋や里芋もこれで掘れる。
これで一人十日間くらいの作業が激減できる。
秋に向けての作付け作業にゆとりがもてる。
なんかいいぞ。
日時: 21:05 | パーマリンク
■ 2006年07月09日
7月
この次期車の運転は慎重になる。
トマトを載せていることが多いからだ。
真っ赤な完熟物は柔らかい。
完熟少し前のものが流通するのには良い。
傷まず、店に並べられた頃真っ赤が良い。
でも日によって熟度がいっきに進んだりする、まだ本格的にトマトをやりだして3年目、毎日がおろおろだ。
一年で一番野菜の種類が多く、収量も多い7月、草も一番元気に伸びる7月、収入も一番多いが休む間もない7月、野菜をいっぱい食べる7月、どの野菜も美味い、料理は簡単、まかないの腕がさえる7月。
今年はとても珍しく梅雨らしい梅雨。
冬は最高に寒く、春は風が吹きまくり、これで8月がかんかんのお日様がでたら百年に一度の象徴的な気候風景を体験できそうだ。
すごくワクワクする。
過酷な気象条件でも野菜はなんとか育つものだ、エライ、エライと感心する。
そろそろ長靴を地下足袋に変えようかなと考えている。
暑い夏は足袋が気持ちが良い。
でもここ数年ともかく長靴オンリーできた。
家の出入りが面倒だからだ。
足袋をはくだけで、いっきに大地との対話が始まるのは知ってる。
ちょとは遊ぼうかな。
明日新しい足袋を買いに行こう。
昨日葛飾の田んぼクラブの畑をトラクターをかけていて、花が咲き乱れる春菊で迷った。
今日、残した花を数人が大事に持って帰った。良かった。
日時: 21:11 | パーマリンク
■ 2006年07月02日
リヤカー一つが原点
暑い日差しの中、自転車にリヤカーをつけて進む婆ちゃんがいた。
農作業に向かうのではない、風呂敷に何かを包み向かうのだ。
祝い事か仏事かは知らんが、「すべきことはする」という気構えを感じた。
農家のほとんどは金銭に余裕があれば必要もない大きな機械を買い揃える。
使わない畑の草をすき込むのが主な仕事に冷房付きの大きなトラクターを使っている姿を見るだけで心が痛む。
どこもかしこも滅亡寸前の無駄なあがきなのだ。
つくばXPが開通しなんか騒がれだし、できれば開発をとの思いがいっそう強まっている。
日本の将来の為にも、地球上の命の為にもこの地に豊かな農地を残そうと思っていても、どの農家にもそんなこと話しかけられない。
いずれ開発の夢が破れあきらめきった百姓たちと手をつなぐことからはじめるしかないと思ってきた。
そしてただ命と向き合う姿を認めてもらうしかないのだと、ヒッピーのフラワーチルドレンはは行動してきた。
強制的に指導納得させるオルグ敵活動は当然嫌いだ。
紛争や原発、金融、つまり一部の経済活動が地球を支配している現実を地球人みんなが感じ、地球全部が不安を感じている。
夢をかたれ、ゆめを。せめて反抗せよ。
ハワイのオワダ中佐はイラク行きを合衆国の大儀のもとに拒み、Wカップでは小笠原が常に君が代を歌わなかった。
俺も始めての入院中に先生とい権力に抵抗し続けた。
「ここから出せ」と、看護婦に言われた。
「ただの駄々っ子みたい」、悔しいがいい看護婦だ。また入院したい。
日時: 21:16 | パーマリンク