天使の羽
「麻実の羽、一枚消えたね」
「あと何枚ある?」
「四枚くらいかな」。
お下がりの携帯でずっとピコピコしてたので少しおどかした。
羽とは天使の羽だ。
けがされていないおさな心をたとえて子どもに話している。
お金や異性、比べる心などは小さい時はなるべく関心を持たせたくない。
五年生のくるみは一枚くらいしかなくなってきた。
しかたない。
CMで「よーくかんがえよー、お金は大事だよー」と幼子に歌わせているが、いつも腹が立つ。
お金の事は考えなくてもいいのだ。
パキスタン人のシタール、タブラ、カタックダンス、どれもが超本物でびっくりした。
国宝級の演舞を六十人ほどで観劇した。
贅沢のきわみだ。
この演奏形態はもとはヒンズー教が根本にある。
イスラム教徒の演奏からその神への祈り方の違いをとても感じた。
ヒンズーは人間社会と混ざり合い物語のような信仰、イスラムは宇宙真理との対話だ、偶像はない。
少しイスラム教を感じられた。
そして参加した方々はパキスタンという国の名に敬意を抱いたであろう。
演奏者も会場である神社のたたずまいを大変気に入っていた。
お互いの国の文化を尊敬しながら歩きたい。