▼ブログ帰農人

知る人ぞ知る真澄屋のあちが綴る週間コラムです。「街を耕す八百屋:真澄屋」と、無農薬農園「真澄農園」を経営。子供は6人。


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いぶき

虫が這い出してくるのが啓蟄、今年は例年より遅い雪の啓蟄の二日後の小春日和に目覚めたようだ。

テントウムシ、アシナガ蜂、カエルにザリガニなどをいっせいに目撃、これからはワラなど運ぶ時に虫に刺されないよう注意しようとスタッフ会議。

アブラムシたちも、草たちもいっせいに増えるだろうから気をひきしめて早めの対処を心がけよう。
草も虫も倍々ゲームで増殖するので、あっという間に仕事は2倍3倍に増える。
怖いのである。

田植え用のもみ種も十日間冷水にひたし、さわやかな目覚めを促す。
草が多く、水もれが激しい田んぼにも耐えられるようなじょうぶな苗を育てたいが、自慢できるほどの苗ができたためしはない。
今年こそはとあまりはり切るのも飽きてきた。

毎年少しづつではあるが知恵は身についてきてるのだし、なるようにしかなんあんめいに。
まずは太い根をブッと出させよう。
芽が出るとき、それは聖なるであいだ。

ちなみにガキドモの靴下はいつも芽が出ている。
ホラって笑って見せる子どもたちも聖なる瞬間、怒られてぼたぼた落ちる涙もそう。

僕も他人の田んぼを間違って耕し、酒を持って謝りに、笑ってくれ、ほっ。

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