乳酸菌の証し
大きな鍋に2本の一升瓶を寝かして、久々に本格的に仕込んだドブロクを熱湯消毒をしている。
乳酸菌に死んでいただくためだ。
味噌,醤油、酒などの熱の出ない発酵形態で乳酸菌は、
腐敗菌の発生を押さえ、酵素たちが働きやすい状態をつくらなくてはならない菌であるが、暴れ出すと酢を作る作用をする。
酸っぱいドブロクは大体乳酸菌が頑張り過ぎたものであるが、良いかげんの発酵状態の時低温か高温で発酵を止める。
瓶の中の酵母菌は温かくなり元気に甘酒を食い荒らしアルコールと炭酸ガスを吐き出す。
ぶくぶくと、その泡は瓶の中から出ようとする。
最後のあがきだ。
泡の力がなくなってくるのは酵母菌が死滅している証しだ。
ごめんね、でも成仏してと瓶の中に温度計を刺し込み60℃近辺に目を凝らす。
良い菌を残し腐敗菌に成仏してもらう生死の境目が63℃だ。
そんなこと考えながらのんびりと瓶をくるくる回して遊んでいられるのは少しは生活に余裕ができてきた証しだ。
嬉しい。
昨日はバカ猫が初めてネズミを捕まえて畳の上できれいに食っていた。
麻美がボーリングをはじめてした。
桃太がバイクの免許を取れた。
記念日だ。