ばあちゃん 早く帰ってこい
キュウレイコンという漢方の湿布薬がある。
腫れ痛みには良く効く。
秋田ばあちゃんは足腰がダメだ。
これを試してみたら痛みがだいぶ軽くなると、病院の湿布薬は使わず、毎晩風呂上りに貼っている。
チビたちがこねたりして準備してくれる。
畑を借りているフクばあさんも足腰が悪いと困っていたので、話しをしたらほしいという。
何とか時間が空けられた時は3ヶ月後だった。
作り方を実演してきた。
大変喜んでくれた。
うれしいのはこちらの方だ。
百姓たちの役に少しでもたてたのだから。
つんぼのOじいさんから畔つけと田植えの仕事を頼まれた。
畔をきれいにたてるのも、きれいに苗を植えるのも、人目を非常に気にする百姓たちだから大変緊張する仕事だ。
頼まれたのは会社立ち上げの第一歩として意義のある仕事であるが、心配だ。
1年で一番野菜が少ないこの時期、裏の畑に自生するノビルが大活躍だ。
こんなの売れるのと、疑っていた秋田ばあちゃんも売れることを知ると、せっせっとノビルを採ってくれる。
夏場まで持つ塩気の多いタクアンもばあちゃんと仕込んだ。
とても美味しくなった。
もうすぐ秋田へ帰る。
早く呼び戻そう。