▼ブログ帰農人

知る人ぞ知る真澄屋のあちが綴る週間コラムです。「街を耕す八百屋:真澄屋」と、無農薬農園「真澄農園」を経営。子供は6人。


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こうじきんさま

あまりにも美しくしあがっている。
うそのようだ。

大量に上質の糀を造れるようになった。
暮れにいただいた「こうじぶた」のおかげだ。
四五×九十センチの重ねることができる箱で、糀かびを成育させるのに湿気を保つことができる、
ふたの役割が大切なことから箱ではなくふたとよぶ。
きちっとしたこの杉の箱は熱を保ち、高温も和らげてくれる。
これを造ることは大変であり、いつもコタツの中でシーツやバスタオルに巻いて生やしていたがいつも満足のいく糀はできなかった。

箱ひとつでこうも変わるとは思わなかった。
しかし単純な箱ひとつにこうも日本の文化を感じたことは驚きだった。

以前銘酒「五人娘」の深緑の糀カビを分けてもらったことがある。
まさしくカビであった。
市販の糀菌は混ぜやすいように片栗粉にまぶしてあるのでカビを感じることはない。

そのカビをしっかりと蒸した米に深く植えつけうべく丁寧にこすりつけ、電気ストーブ等にサーモをつけ密封した部屋、「こうじむろ」をこさえれば、こうじぶたの中で二日間で糀は酵素を大量に吐き出し、その酵素が豆を分解発酵し薬のような調味料を作る。

魔法だ。

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