季節のゆがみが教えてくれた
暖冬の中久々に木枯らしが吹いた。
寝床の顔付近の障子には猫の通り穴があり、顔が凍えた。
翌朝家の中のすきまの補修個所を確認した。
夕暮れに帰るとチビどもが毛布をかぶりながら遊んでいる。
ごめんねと、急いでストーブに薪をくべる。
そろそろコタツか石油ストーブも出さなければ。
寒風の朝、覚悟して野良に出た。
はしごに乗って新ハウスの建設作業、意外と寒くなかった。
驚くことにヒバリも鳴いていた。
やはり暖冬だ。
今年の秋は雨続きに農作業は狂いに狂った。
遅れを取り戻そうと、ハウスやトンネル、薄い毛布のような被覆資材などを馳駆した。
露地ものも同時期に育っている。
おかげでそれぞれの成育の違いをはっきり観察することができた。
最初から暖め過ぎたものは葉っぱばかり育ち根の成育が追いつかず、痩せてひ弱だ。
最初から寒過ぎると葉も根も育たない。
それぞれの野菜の性格に合わせ、ちょっと風をよけたり、寒さに当てたりすることで成育は断然違うことを認識した。
これからの野菜作の参考になるだろう。
こればかりは本を読み漁っても中々実感できないことだから。
もうすぐ餅つきだ。換気扇も掃除しなくちゃ。