▼ブログ帰農人

知る人ぞ知る真澄屋のあちが綴る週間コラムです。「街を耕す八百屋:真澄屋」と、無農薬農園「真澄農園」を経営。子供は6人。


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■ 2004年12月25日

肺炎に感謝

十月に続き二度目の肺炎、今度は重かった。
四十℃近くが丸二日、持病の喘息とあいまってさすがに息苦しく、なるべく息を長くはく腹式呼吸をし続けた。
勿論ほとんど眠れない。
こんなに長く呼吸法を続けたのは初めてだ。
おかげで息は少し楽になり、何より気持ちがおだやかになった。
ただひたすらに息を吐き出すことに専念するしかなかったことが久々の瞑想修業になったのだ。
常に何かを考え続けなければならなかった。
今年一年間へのざんげであった。
年内の仕事予定を思いきって年明けに回すことを決めたら、とても気持ちが楽になった。
今年は本格的営農経済確立への転機に賭けた年であったので、仕事オンリーワンで走った、走った。
いつも追われていたので、いつもいらついてもいた。
ご苦労さんと今、やっと思えたら、少しは人に優しい言葉もかけられるようにもなった。
すこしだけど。

中学の修学旅行先の禅寺の講和で「今を生きろ」と教わった。
今やっと少し実感できた。
遅いよなぁ、まったく。
僕は輪廻を信じる、というより信じなければ生きてゆけない、たぶん。
だからあわてる事はないぞ、も少し遊べるようにしたいな。
良い年を。

日時: 10:44 | パーマリンク



■ 2004年12月18日

季節のゆがみが教えてくれた

暖冬の中久々に木枯らしが吹いた。
寝床の顔付近の障子には猫の通り穴があり、顔が凍えた。
翌朝家の中のすきまの補修個所を確認した。
夕暮れに帰るとチビどもが毛布をかぶりながら遊んでいる。
ごめんねと、急いでストーブに薪をくべる。
そろそろコタツか石油ストーブも出さなければ。
寒風の朝、覚悟して野良に出た。
はしごに乗って新ハウスの建設作業、意外と寒くなかった。
驚くことにヒバリも鳴いていた。
やはり暖冬だ。
今年の秋は雨続きに農作業は狂いに狂った。
遅れを取り戻そうと、ハウスやトンネル、薄い毛布のような被覆資材などを馳駆した。
露地ものも同時期に育っている。
おかげでそれぞれの成育の違いをはっきり観察することができた。
最初から暖め過ぎたものは葉っぱばかり育ち根の成育が追いつかず、痩せてひ弱だ。
最初から寒過ぎると葉も根も育たない。
それぞれの野菜の性格に合わせ、ちょっと風をよけたり、寒さに当てたりすることで成育は断然違うことを認識した。
これからの野菜作の参考になるだろう。
こればかりは本を読み漁っても中々実感できないことだから。
もうすぐ餅つきだ。換気扇も掃除しなくちゃ。

日時: 10:46 | パーマリンク